prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ニシノユキヒコの恋と冒険」

2014年02月21日 | 映画
突飛な連想みたいだが、寅さんみたいだなと思った。
顔の良し悪しは正反対だけれど、女性たちに好かれるのになぜか振られるというあたり。寅さんは女性に嫌われて振られたことってないでしょ。考えてみるとすごいこと。
関係ないが、なんでも、渥美清が竹野内豊を買っていたという話を聞いたことがある。

女性たちの並べ方がフラットで互いに争ったりするわけでもないので、ほほえましくはあるけれど、少し眠くなる。

竹野内豊のほとんど冗談みたいないい男ぶり、女優陣から男から見た可愛らしさとはまた一味違う可愛らしさを引き出している。
メイクも眉が微妙にかすれていたりで、きれいきれいなのとはちょっと違うみたい。

幽霊が一見したところまったく普通の生きている人間と同じレベルで出没するというのは、能を持ち出すまでもなく日本ではごく一般的な表現になっているが、バックの風鈴や波の音といった自然音のレベルを高くして微妙に日常からオクターブを上げているセンスに感心する。
(☆☆☆)

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