prisoner's BLOG

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「アス」

2019年09月18日 | 映画
パターンとするとジャック・フィニィの「盗まれた町」とその映画化とリメイク群にあたる。
つまりまったく姿形が同じ別のもう一人の人間が現れて本物と入れ替わるという話。

あれのドン・シーゲルによる最初の映画化(あと、フィリップ・カウフマン、アベル・フェラーラによるリメイクあり)は冷戦時代で主に朝鮮戦争で捕虜になったアメリカ兵が共産主義者による洗脳で人格が変わってしまうという体験がベースにあるというが、今回登場するドッペルゲンガーたちが赤い服を着ているというのはほとんどそのパロディがかっている。

ただその現象の理由づけが完全なSFではなく、かといって現実の延長というには思わせぶりではっきりせず、わからないのが気味悪い、怖い、暗示的な性能を生かしているというより、わからないなりにうまく形象化しきれていないのではないか。

後半の現象のスケールの広げ方が逃げ場がなくなって怖いというより風呂敷広げ過ぎて畳めなくなって絵空事がかって見えるのは、むしろ昔のホラーをなぞった感。

銃を使わないのはどういう意図だろうと思った。



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