prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」

2008年07月19日 | 映画
全面的に作画も音響も作り直している。オープニングの草薙素子の立像が3D-CGになって、そうすると絵よりもずっと人造物くさく見える。もともと人の姿をしていても中身はどうなのかわからない、人間はどこまで人間か、といったテーマが、人間離れの方向に向かったよう。

初公開時のパンフによると痙攣する女の身体というイメージはタルコフスキーの「惑星ソラリス」からとったそうだが、その他、クライマックスで降ってくる白い羽は同じく「ノスタルジア」だろう。

映像より音響効果の向上の方が魅力あり。


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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0


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