prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「レギオン」

2011年03月30日 | 映画
悪魔ではなくて天使が人間を襲う、というのが一応のアイデアなのだけれど、もともと神さまの方がよっぽど天罰を下して人殺してるわけで、あまり意外性なし。というか、天使で話を止めているのが中途半端なので神さままで話がいかない。そこまでいったら、キリスト教文化圏では映画館が焼き討ちにあいかねないからか。

イナゴの大群が襲ってくるのはお約束で(どうやって逃れたのか、よくわからない)、意思を失った人間たちが襲ってくるあたりはゾンビもの風、子どもは殺さないだろうと思うとその通りになる(別に殺されるところ見たくないが)、といった具合であまり新味なく、「トレマーズ」風にド田舎の僻地で限られた人間たちが襲われる話の割りに、妙に神だ天使だともったいぶって風呂敷を広げてかえって型にはまっている感じ。
(☆☆★★★)




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