prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「嘘を愛する女」

2018年02月21日 | 映画
長澤まさみ扮する優秀なキャリアウーマンが同棲していた男がくも膜下出血で意識を失ったことから実は全く男の素性はすべてウソであるのがわかる、という出だしは一応面白いのだけれども、現在の男が全く身動きできないでいるものだからドラマ上で役割を果たしようがないのでだんだんダレてくる。

男の過去を知っていく過程は特に大きな邪魔が入るわけでも陰謀が巡らされているわけでもないく謎解きというほどの興味もないし、過去そのものもそれほど意外性はない。
あと、新聞記事と回想シーンの内容にズレがあるのはいいのだろうか。

ヒロインが仕事ができる人っていうにしてはいかになんでも不用意すぎないか。仕事と私生活のコントラストを狙っているにしても、だ。
長澤まさみはきれいで、一人でスクリーンを支えられるようになった、と思う。

ヒロインもウソをついている、らしいのだがその内容はちょっと説明される程度で、互いにウソをつきあっているというのなら、騙しあいとまではいかなくてももうちょっと綾をつけてもらわないと興が乗らない。
(☆☆☆)

嘘を愛する女 公式ホームページ

嘘を愛する女 - 映画.com



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