主役のエバ・オーリンはまったく知らなかったが、脇がリチャード・バートン、リンゴ・スター、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、シャルル・アズナブール、マーロン・ブランドとやたらと豪華。それぞれ詩人、庭師、将軍、医者、泥棒、教祖といったもっともらしい連中に扮してやたら凝ったところを見せているが、全員色ボケでヒロインのキャンディにすぐむしゃぶりつくところは同じ。'69年の製作当時は諷刺かエロかに見えたのかもしれないが、今見ると当たり前すぎる。ヒロインが経験が全然身につかないものでイノセントなつもりなのか、団子の串刺し状の構成と共にどうにも単調。よく脱ぐ割にバストトップもろくに見えない。
撮影ジュセッペ・ロトゥンノ、美術ディーン・タブラリスによる画面作りは、当時のポップアートだったのか、感覚が古くはなっているが今でも割と見るに耐える。
本ホームページ
撮影ジュセッペ・ロトゥンノ、美術ディーン・タブラリスによる画面作りは、当時のポップアートだったのか、感覚が古くはなっているが今でも割と見るに耐える。
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ムッチャクチャサイケでポップでものすごくエッチでブッ飛んでたよーに当時は感じましたねえ。クラクラしたもんです。やっぱ時代の産物なんでしょうね。
見つけても見直さないでおこーっと(笑)
カウンターカルチャー全盛の頃の映画のって、オールド・ハリウッドの映画より古く見えたりすることありますね。一方で今のハリウッド映画より斬新に見えたりもするのですが。