prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「麻薬王」

2019年06月21日 | 映画
韓国版「スカーフェイス」。
もっともかなり暴力描写にしてもキャラクターにしても意外と生ぬるい。韓国の犯罪映画といったらエグさが魅力というところがあるのだが。
「スカーフェイス」というかそれ以前の「暗黒街の顔役」製作時には監督のハワード・ホークスが脚本のベン・ヘクトにボルジア家の兄妹をモチーフにすることを要求し、実際ドラマの副線に巧みに組み込まれてるのだが、そういう脇筋や脇のキャラクターの配置が割とて薄い。

麻薬の取引相手が日本の、主に大阪で堂々と普通の日本語がとびかう。
あんまり当たり前のように描いているので、逆に日本側からのこういう描写をあまり見たことがないのに気づくのにちょっと時間がかかった。

「麻薬王」 - 映画.com

6月20日のつぶやき

2019年06月21日 | Weblog