prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「神々のたそがれ」

2017年01月17日 | 映画
ツルゲーネフがトルストイの「戦争と平和」を「これは小説ではない、象だ」と評したわけだれど、この映画もまあ茫洋として巨大で全体像をつかむだけで大変。というか途方にくれてしまった。
ヴィジュアルは「アンドレイ・ルブリョフ」をもっと猥雑にして思い切り物を詰め込むようにしたみたい、異星の話という設定にも関わらず地球の中世そのままの空気感。

もうひとつやや似ているのを挙げるとアンジェイ・ズラウスキーの「銀の球体 シルバー・グローブ」のようなひとつの世界をえんえんたる尺数をかけて作りながら壊しているみたいな怪作。

神々のたそがれ 公式ホームページ

神々のたそがれ|映画情報のぴあ映画生活

映画『神々のたそがれ』 - シネマトゥデイ



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1月16日(月)のつぶやき

2017年01月17日 | Weblog