prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

邦画を彩った女優たち「闘う女優 寺島しのぶの告白」

2012年10月24日 | 映画
若松孝二の死去にまたがって録画を見たので、生前の監督が元気にしゃべっている姿を見て異様な感じがした。
「キャタピラー」の撮影風景見ると、デジタルカメラを手持ちにして芝居にぴったり寄り添う撮り方をしているのがわかる。
クライマックスの笑い出す芝居は自然に出てきたものだという。

当人にしてみると九月に出産したばかりでもあり、ずいぶん色々なことがまとめて起こったもの。

母親ほど美しくないし、歌舞伎の家に生まれたといっても女では後を継ぐというわけにもいかない、恵まれているようで自分にすぐ益するわけではない立場から、逆に生身を投げ出してしまう度胸が出てきたらしい。
富司純子が屏風をバックに、華をあしらってこれでもかとばかりに綺麗に装って写っているので、説得力あり。

チャンネル [BSプレミアム]
2012年10月13日(土) 午後10:00~午後11:00(60分)
ジャンル ドキュメンタリー/教養>ドキュメンタリー全般
映画>邦画
情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー
番組内容「母のように美しくない」母・富司純子へのコンプレックスをバネに実力派女優にはい上がった寺島しのぶ。9月に男児を出産し、母となった寺島の女優としての挑戦を追う。

出演者ほか【出演】寺島しのぶ,【語り】遠藤憲一

詳細ベルリン国際映画祭など数々の賞を手にしてきた女優・寺島しのぶ。両親は歌舞伎役者と有名女優。「母のように美しくない」「梨園の家に生まれたのに舞台に立てない」…。コンプレックスをバネに、執念で実力派女優にはい上がってきた。映画では大胆な濡れ場など、人がちゅうちょする役を見事に演じ、作品ごとに新しい顔を手に入れてきた。そして9月に男児を出産し、母となった。寺島の女優としての壮絶な挑戦と決意を見つめる。

10月23日(火)のつぶやき

2012年10月24日 | Weblog

Le Cinema De Philippe De Broca Vol.2 フィリップ・ド・ブロカ監督作のアンソロジーだが、全曲ジョルジュ・ドルリューだからドルリューのアンソロジーといった方がいいかも。vol.1は「まぼろしの市街戦」が入っているが、持っているので2だけ買った。


【本棚登録】『官僚制批判の論理と心理 - デモクラシーの友と敵 (2011-09-25T00:00:00.000)』野口 雅弘 booklog.jp/item/1/4121021…


沖縄が元独立国として外交を独自に始めたみたいな話。日本政府がこうも沖縄をないがしろにしていると、中国に接近して行ってもおかしくないぞ。#dig954


国民栄誉賞第一号の王貞治は日本国籍ではないのだけれどね。台湾国籍。おかしな話。いや、王さんは偉いですよ。政府の人気とりに利用されるのがイヤなので。今回のも本質的には同じ。


外務官僚にとっては、沖縄は日本の衛星国という位置づけなのかな。#dig954


中国にとっては中国⊃台湾、台湾にとっては台湾⊃沖縄 → 中国⊃台湾⊃沖縄という図式になるわけか #dig954


少数民族問題は日本にはないなんてノンキなこと言っていられなくなってきた気がする #dig954