prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

コールドケース5 第103話~第106話

2011年12月18日 | 海外ドラマ
第103話「掲示板」
Justice

1982年、大学の卒業式で答辞を述べたマイクが翌日死体で見つかる。成績優秀でスポーツマン、学園の人気者だったマイク。しかし、25年後彼の墓に行ってみると、墓石に"レイプ犯"と書かれていた。調べてみると、当時マイクの被害にあった女性が続々と見つかる。

※ 成績優秀でスポーツマンなイケメン男が甘いささやきで女の子をかどわかす最低のレイプ犯なのだから、ぶち殺されて当然という気分になる。金玉潰せ、と思ったものね。それだけに殺しを実行する犯人が痛ましい。

第104話「封筒」
Family 8108

1945年、第二次大戦直後に日系人のレイ・タカハシが階段から転落して死亡する。60年以上経った後、娘が再捜査を依頼。唯一の手掛かりとなる封筒は、タカハシ一家が戦時中に住んでいた強制収容所宛だった。リリーは退職願を出したスティルマンに助言を求めにいく。

※ 日系人の強制収用を扱った一作。監督はジャノー・シュウォーク。
「ジョーズ2」「燃える昆虫軍団」「スーパーガール」など劇場映画はろくなのない。テレビの方がいいな。

収容所を監視する兵隊がドイツ系、というのが皮肉。敵国であることより人種差別がベースにあることがありありとわかる。
憎しみがあるから戦争になるばかりでなく、戦ったために敵になった人種(ここでは日系)に憎しみを持つようになったという話。

第105話「ジョン・ヘンリー」
Sabotage

1999年、クリスマス翌日の家電量販店で爆発が起き、従業員1名が死亡する。9年後の現在、スポーツジムのロッカールームで同じ手口の爆発が起き、リリー達が現場に呼ばれる。調べると、過去9年間で計3回に渡り、同一犯と思われる爆発事件が起きていた。

※ 日本版タイトルのジョン・ヘンリーは掘削機と争った黒人労働者のことだという。労働の価値がもっぱら経済的な面にだけ還元される中、安い労働力に仕事を奪われ、「作ること」「作ったもの」そのものに対する誇りも奪われた怒りを爆弾に託す犯人像は共感も呼ぶが、ラストぎりぎりで避けられるとはいえ本当に許されない真似をやらかす。最近の海外ドラマは許されない域に踏み越えることがあるからひやひやする。


第106話「悪魔」
Spiders

1998年、17歳のタミラがハンマーの様な物で頭を殴られ殺される。父親はタミラに虐待を繰り返しており、彼女は自立を求めて裁判を起こしていたが、証拠不十分で却下されていた。そんな父親が別件で逮捕されたのをきっかけに、事件の再捜査が開始される。

※ CSIでも、ユダヤ人とナチス(あるいはネオナチ)とが立場を交換する、というモチーフが何度も出てくる。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーはドイツからのユダヤ移民の子孫だという。

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12月17日(土)のつぶやき

2011年12月18日 | 映画
08:22 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)』川本 耕次 http://t.co/EEd0Z8Au
09:17 from ブクログ(booklog.jp)
およそ資料などが残らない業界なので、そこで働いていた筆者による貴重な記録。一般的な認識とは異なり、ヤクザ...『ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)』川本 耕次 ☆4 http://t.co/11ZzdQyf
09:18 from web
小学生が忘れていったマンガ本を読んで、今の小学生はこんなのを読んでいるのかとびっくり、はたから見たらこの光景自体マンガみたいだろう。
11:18 from web
インフルエンザが流行しだした、とものすごく小さく新聞に出る。いつもとほぼ同時期らしい。
16:53 from web
サンタクロース40人がジョギングしているのとすれ違う。
17:34 from Tweet Button
【これ聴いてます】クリスマス室内楽作品集 - ノエル(デュボー/ラ・ピエタ) #nml http://t.co/WFxUr00U
17:48 from livedoor Blog
コピペ日記 : 「次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路」 http://t.co/p26lcOZG
18:20 from Tweet Button
ジョニーウォーカー Presents いま、注目の映像クリエイター6人があなたに贈る6つのショートムービー 歩き続ける人たちへ http://t.co/WHAswz02 #02 塩田明彦監督「約束」 「どこまでもいこう」の世界再び。
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