prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ジェイン・オースティンの読書会」

2010年06月02日 | 映画

ジェーン・オースティンの作品と直接関係あるわけではないが、中産階級の多彩な恋愛模様を描いているあたりは通底している。作品の読み方にそれぞれのキャラクターが出ているらしいのだが、逆にいうとなんでオースティンを持出してくるのか。
オースティンを知らないと理解できないかのごとく見せかけている計算だとしたら、失敗。

これだけ見ていると、あまりぴりっとしない集団劇という感じ。読書会のメンバーそれぞれのドラマはあっても、各人の間の化学反応はあまりないのだから。
(☆☆☆)