prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「アメリカを売った男」

2009年07月07日 | 映画

クリス・クーパー扮するスパイの性格劇的な色合いが濃厚で、異様に信仰心が強い、というより信仰に対する執着心が強く、自分の価値をいつも確認しているような不安とプライド、猜疑心などがないまぜになっている、というよりいろいろな要素が未整理に投げ込まれた観で、クーパーの演技力をもってしてもごった煮みたいになっている。
(☆☆☆)