prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ニワトリはハダシだ」

2006年06月04日 | 映画
在日、知的障害児、警察と検察の癒着と汚職、などなどをよくこれだけアブないところまで突っ込んだなと思うくらい詰め込んでいて、社会派風なのかというと、喜劇であり、人情劇であり、ごった煮というか合金というか、何か別ものになっているのは、なるほど森崎東流。
ただ、個々の刑事や検事のイメージの作り方そのものが、割と型にはまっている感じ。
彼らの上から見た大文字の「日本国」より、泥臭い海辺の町の風景の方が本物のこの国という感じ。



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