prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ピンクパンサー」

2006年05月27日 | 映画
意外とイケルのですね、これが。
オリジナルは数え方によっては9本もあるらしいのだけれど、テレビで断片的に見ただけだったからいちいち比較しないで済んだせいもある。
スティーブ・マーティンのクルーゾーは、ピーター・セラーズのよりスマート。セラーズは精錬された演技もできるのだが、クルーゾーではやたら泥臭くやっていた。変な東洋人の召使ケイトー(加藤のつもりらしい)との空手ともカンフーともつかないドタバタがないのは助かる。

マーティンは脚本にも参加していて、おバカギャグの羅列かと思って軽く見ていると、意外なところで前のギャグが後で生きているように作っている。

フランス人の設定だが喋るのは英語、ときどき単語の頭のH音が抜けてたりするからフランス語なまりの英語みたい。そのせいか逆にずいぶんと聞き取りやすい発音だった。
(☆☆☆★)



ピンクパンサー - goo 映画

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