一般に「死ぬ」と言われる現象・事象は、生きている他の存在が自分の世界から消えるということを意味する。
あなたが知覚している世界の中から、特定の何かの存在、例えば知人・肉親・友人・その他の生きている人たちが消えることを意味する。
そして、あなたは、
それらを目撃、経験することで、「きっと自分も消えてしまう」のだと思うのである。
でもね、可笑しいじゃんないだろうか?
あなた自体が死んだ・・ということは、誰が知覚するのだ?
それを知るのは他の人だろうか?
あなたが死んだと、つまり無になったと?・・他人が知るのだろうが、でも、
あなたが死んだ・無になった場合・・どうしてそれがわかるのだろうか?
あなたが無になった・・というは「あなたは」わからないではないか。
何もかも・・無であれば、いったい全体何がわかるというのだ?
何もかも・・無であれば、いったい全体、今の生があるというのか?
・・・
きっと自分は死んで、将来は無になる・・というのならば、元から無であるということに他ならない。
でも、
今・・わたしは在る・・ではないのか?
間違いなく、
あなたは自分自身に気付いているだろう?
色々な環境、人などを知覚しているだろう?
わたしは在ると・知っているはずである。
しかしながら、
多くの人は・・人は死んだら終わりという大衆化された思考を信じている。
今在る私・・それが、将来消えてしまい・・永遠の無になる・・と考えている。
それが怖いから、今を真剣に生きるのだと・・弁解しているが、
そもそも・・、
そのもっともらしい嘘とパフォーマンスで、この人生が硬直しているのである。
死ぬのが怖いから利己的になり、自分だけは少しでも生き残りたいと、場合によってはあらゆる悪あがきをすることになる。
ちなみに今の世界は、古い文明の最終幕ということで、利己主義的世界的な権威や支配者が最も悪あがきをする時期にあるため、様々な問題が生じることになる。
・・・
突然現れた意味不明な・・自己の生・・・、
そしていつか突然に死んで、永遠の無になる?という思考を、
全般的に信奉している世界・この世界は、
実にとんでもなく、
無知で刹那的な特殊な経験が出来る世界であったと、
あなたはもう気づけるはずである。
ここをご覧の方々は、そうではないとは思うけれど、
もしこの期に及んで、未だに死後の生の証拠を出せというならば、
以下の書物を早急に熟読せられることをお勧めする。
・・・
他の多くの人が知らなくとも、あなたは知っておくべきである。
なぜならば、元々この世界の赤の他人、多くの他の人々は、
主人公たる「あなた」の周囲の無数の・・ダミー・脇役であり、
「あなた」自体が・・悟るために、わざわざ無知の姿で出演しているのである。
従って、主体性のないまま、その無知なる?大勢の人に合わせてしまうことそのものが、
その大勢の人々、つまりあなたの為にわざわざ無知を演じているその無数の脇役達の行為を無駄にしてしまう事になるのである。
そのためにこの世界に無数に存在する、他の大勢の人々(演技者たち)は、実に愛しい存在ではないか。
叡智ある者も、無知なる者も・・皆あなたのために存在しているのだ、それがこの存在宇宙なのである。
・・・
「臨死体験 9つの証拠」 2014年刊(㈱ブックマン社)
著者:ジェフリー・ロング、ポール・ペリー
(2014年刊 解説:東京大学医学部・教授 矢作直樹)
この書作は、思考・想念だけに特化したよくあるスピ系の内容ではなく、死後の生に関する9つの証拠を元にした科学的な報告書であると言えよう。
本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。
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