笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

臓器移植とシージャック

2012年10月25日 | 2012年 映画 レビュー
22日のことですが、映画「テセウスの船」「シージャック」を鑑賞しました。
東京国際映画祭コンペティション作品

「テセウスの船」
臓器移植をめぐる3つのストーリー
オムニバス形式で見せていく

どの話も真面目でシリアスなドラマ
深く メッセージ性も高いなぁと

アイデンティティや美徳、モラル・・・など

哲学的ともいえるほどで
考えさせられますね

ただ ちょっと映画的面白味に欠けたかな

とはいえ 監督の目指すところとか 作品の意味 テーマは非常に好きだし
最後 全てが繋がる構成も好みでした

踊りだけじゃない インド映画という意味でも
興味深かった

私的評価:3+


「シージャック」
海賊にシージャックされた船
海賊と人質の船内、犯人と交渉する船会社・・・

ジャックものながらアクションではなく
緊迫したドラマを見せていく

全体として淡々と進みますね
とはいえ ジリジリとしたサスペンスが最後まで続いて飽きさせない

徹底したリアリティが感じとれます

終らない海賊と船会社の交渉

人質の苛立ち、憔悴
会社側の重圧

心理ドラマともいうべきか

私的には船内よりも
会社側の描写が興味深く 面白く見れましたね

ラストもなかなか鋭い

私的評価:4


それでは、また




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