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人間が犯罪を犯すとき

2012年12月27日 | 小説
小説「犯罪」を読みました。

著書は フェルディナント・フォン・シーラッハ

題名通り弁護士が遭遇した「犯罪」について語られる
11編の短編集

いや~ 味わい深い

淡々と事実のみで語られていく文章
しかし 引き込まれていく

11編もありながらも
ハズレという感の話はないのも良かった

様々な種類の犯罪のストーリー

ミステリーというよりは
犯罪を犯す人間を描いた作品といえばよいのか

本当に 弁護士の著者が実際に起こった事件を元に書いた作品ということで
人間の奥深さをより感じられますね

私的には ミステリ感の強い「ハリネズミ」、狂気的な「緑」「棘」
鑑賞感の良い「エチオピアの男」などが好みだったかな

1番は「フェーナー氏」ですかね
この独白的な 殺してしまった理由が・・・

どれも20ページぐらいで
読みやすいのもイイです

私的評価:4+
    ドイツという国も大きいのか
    初めてのタイプの作品だったかも

「罪悪」という次の作品もあるので
ぜひ読みたいですね


それでは、また




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