カルト集団から逃げてきて

25日のことですが、映画「マーサ、あるいはマーシー・メイ」を鑑賞しました。

カルト教団から脱出した20歳の女性マーサは姉のもとを訪ね 姉夫婦と暮らし始める
だが 徐々にマーシー・メイという名前で呼ばれていたカルト集団での日々の記憶がフラッシュバックしてきて・・・

カルト集団での日々の過去と現在を見せていく構成
だがそれが過去か現在か 一瞬ではわからなくて、そこがまた巧いですね

マインドコントロールの影響、カルト集団の怖さ
日常を取り戻すのは簡単ではなく・・・　　

淡々と展開していくが
ジリジリと不安な気持ちにさせる

現実パートでは何って恐ろしい描写はないが
緊迫感があって、心理的ホラーというのか・・・

過去パートでのカルト集団内での不気味さ
それがあたり前となっていく恐ろしいさと

ちと この集団の目的というか、存在のところが
わかりづらかったけど・・・

主演のエリザベス・オルセンもいい演技で
虚ろ感がなんとも役を体現している

ラストはまた恐ろしい

パンフレット:なし

私的評価:３+
　　　　ここまで マインドコントロールをテーマにした映画は初かも
　　　　ヘタなホラーよりも怖いですね

展開としては薄いが それが現実だよなぁと
見えない恐怖というか


それでは、また