がんばろう!メロン熊!

「ほぼ週日記かも」からタイトル変更。大変なのは、敢えて東北だけではないとの思いで、変更しました。

オリンピックと凍土遮水壁

2016年07月20日 23時55分59秒 | 日記

梅雨明け宣言が出ません関東以北、いかがお過ごしでしょうか。

見逃せないニュースが出ました。

東電「完全凍結は困難」 第一原発凍土遮水壁 規制委会合で見解

都議会選挙よりも、都知事選挙よりも6倍以上の国費を注ぎ込んでいるのに遮水出来ない凍土壁。

国費を初めから凍結しなければいけなかったのに、誰も責任を取りません。

ここに税金の本質があります。

ここのお金の流れは実に複雑怪奇になっていて、誰も明示出来ないでしょう。

時は2013年4月26日、あれは3年前の発表であります。

その名も『凍土遮水壁による地下水流入抑制案』。

粘土系遮水壁による恒久的対策』という方法も存在していたにも関わらず、未知数の手法に固執してしまいました。

既に2013年5月30日「汚染水処理対策委員会」が設けられその報告書として、この案について資源エネルギー庁が次のようにまとめられています。

『凍土方式(※)として、早期の建設・運用を目指す。平成27年度上期を目途に運用開始。』

なぜか、2013年7月3日~4日にとある説明会がありました。それは9月7日に行われる、あるイベントの為でした。一国の首相と、首都の首長が雁首並べたあの時です。

During Japan's successful 2020 Olympic bid process, Mr Abe assured the International Olympic Committee that the situation at Fukushima was "under control".

Copyright © 2016 BBC.

そして3年後、一国の首相は我が世の春を謳歌し、首都の首長は当時の人も、その次の人も椅子を明け渡しました。二人共百条委員会の前に無言で去っていきました。

もう一方の3年後。『東電側は規制委側に凍土遮水壁の最終目標を問われ』こう言いました。

『完全に凍らせても地下水の流入を完全に止めるのは技術的に困難』と。

合法的に資金を徴収している某国準国営放送は、こうしたデリケートな問題には手を染めません。

あくまで、技術的、社会的ドキュメントとして作成します。

メディアは反政府であることに存在意義がある。

だからこそ右でも左でも無い存在であるべきなのです。

風見鶏であるよりも、風も光も当たらない新月で有りたい。

そして闇を切り裂いて、明るい未来を想像したい。

私はマスコミにもそういう哲学が必要だと考えています。

最近そうしたドキュメントを、BSなんかでたまに視られる様になったことや新聞で報じられる数少ない記事の中に、まだまだ光は消えていないとも思います。

お休みなさい。

どんどはれ


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