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イングランディーレが

2006-10-31 09:57:43 | Weblog
10番人気ながら見事な逃げで2004年春の天皇賞馬となったイングランディーレ(牡7)が韓国へ種牡馬として輸出される事になった。
今年8月のブリーダーズGC 6着後、社台ファームへ放牧。一時は交流重賞への出走が予定されていたが、7歳という年齢から全盛期の走りを期待するのは難しいと判断され、すでに引退が決まっていた。
 国内で種牡馬になることも検討されたが、現在の主流はスピードに優れ、産駒が早くから競走馬としてデビューするタイプみたいだ。
長距離戦に良績が集中する同馬が日本で注目される可能性は低く、韓国での種牡馬生活を送ることになった。
通算成績は34戦8勝で、天皇賞のほかに2003年ダイヤモンドS(G3)、
同年の日経賞(G2)を勝っている。
 これまで韓国には1974年のダービー馬コーネルランサー、1977年の同じくダービー馬ラッキールーラが種牡馬として渡った。
また2001年のオールカマー優勝馬エアスマップ(牡11、通算成績44戦7勝)も種牡馬として韓国へ向かう
こととなった。 

韓国競馬は、ソウル五輪以後韓国の競馬はものすごい発展をしている。
昨年の馬券売上は、6,000億円で毎年約15%の増加をしていて、競馬は、ソウル市内と斎州島の二ヶ所で行われている。
ソウルはダート・トラックコースでサラブレット、斎州島はチュジュ馬(蒙古馬)が起源といわれるポニーで、実際にレースをして馬券も売っている。
 両者ともオーロラビジョン、ナイター設備もあり、馬券も在宅投票、場外馬券場も整備され、その様式は、日本の競馬に酷似している。
新しく釜山にも競馬場の建設予定があり、ソウルと釜山の中間に2,000頭規模のトレセンも建設予定だという両者とも去年2005年に完成し、今年2006年には仮称韓国カップなる国際交流レースが計画されているが、まだその話が進行しているかは微妙だ?