フランスの競馬統括機関、フランスギャロは16日、今年10月の凱旋(がいせん)門賞で3着となった後、尿検体から禁止薬物が検出された5冠馬のディープインパクト(牡4歳)に対し同レースの失格と賞金(約3400万円)の没収、同馬を管理する池江 泰郎調教師に制裁金1万5000ユーロ(約227万円)の処分を科すと発表した。
ギャロによると、レース後の薬物検査で、同馬の尿検体から気管支拡張剤で禁止薬物のイプラトロピウムが検出された。
処分理由を「(池江調教師は)厩舎(きゅうしゃ)内での馬の保護や違反行為を避けるための十分な措置と基準を守らなかったため」と説明している。
ギャロから処分を通知された日本中央競馬会は16日夕、東京都内の事務所で
会見を開き、池江調教師が「尿から反応が出たのは事実なので、責任者として真摯(しんし)に受け止めている」と謝罪した。
日本ではイプラトロピウムは禁止薬物に指定されておらず、同馬は26日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(G1・2400m)に出走する。
凱旋門賞では、日本馬ながら地元フランスでも盛り上がっていたディープだが、この禁止薬物の発覚で引退後の種牡馬としての評価が下がるのかが気になる。
ギャロによると、レース後の薬物検査で、同馬の尿検体から気管支拡張剤で禁止薬物のイプラトロピウムが検出された。
処分理由を「(池江調教師は)厩舎(きゅうしゃ)内での馬の保護や違反行為を避けるための十分な措置と基準を守らなかったため」と説明している。
ギャロから処分を通知された日本中央競馬会は16日夕、東京都内の事務所で
会見を開き、池江調教師が「尿から反応が出たのは事実なので、責任者として真摯(しんし)に受け止めている」と謝罪した。
日本ではイプラトロピウムは禁止薬物に指定されておらず、同馬は26日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(G1・2400m)に出走する。
凱旋門賞では、日本馬ながら地元フランスでも盛り上がっていたディープだが、この禁止薬物の発覚で引退後の種牡馬としての評価が下がるのかが気になる。