前回 福澤先生について追悼を駄文ながら捧げた。
私が大人になってから、先生とのご縁を感じて
じーんとした出来事がひとつある。
これだ。
京都学園大学のカレッジソングCD。
創立30周年を記念して、新しくカレッジソングが作られることになり、
ひょんなことから、私が歌わせていただくことになった。
作曲があの宇崎竜童さんだったので、
レコーディングは東京・原宿のスタジオ、宇崎さん立ち会いの中行われた。
音域の広い、難しい歌の上、普段のレコーディングとは違い
周りは初対面ばかり。
苦戦しながら、録り終えたことを今も覚えている。
そして日は過ぎ、大学での記念行事で歌を発表後、
出来たてのCDを受け取って帰った。
帰宅して中を開けると
一曲目・元々あった大学歌の作曲者に
「福澤昌彦」のお名前が!
そして小さくて薄い文字だけど、二曲目の学生歌には
「歌唱・尾池真由美」がちゃんと上がっている。
代表指導者と団員の一人ではなく、音楽を仕事にする者として
福澤先生と名前が並んだことを、胸をじーんとさせながら
たまらなく誇らしく思った。
後日、数枚受け取っていた内の一枚を、
人を通して福澤先生にお届けしたら
先生はこのCDの製作をご存知なく、
私について「頑張っておられるんですね。」というようなことを
言って下さったそうだ。
きっと一度は聴いて下さったことと思う。
先生が私の歌を、どう感じられたのか、
もう聞くことが出来なくなってしまった。
先生のお葬儀後、調べてみると、
これらは、大学のホームページ内「カレッジソング」のページで
今も聴くことができた。
ホームページに私の名前の掲載はないけど、
私の脳内では、先生の右下辺りに自分がいる。
黒い心が広がりかけたら
この誉れを思おう。
先生に叱られることかどうかが
善し悪しの判断基準だった自分を呼び戻せば
リセットボタンを押せる気がする。
先生、どうか卒団生全員をお見守りくださいますように。
そして見かねた時には、そちらから指揮棒を振ってくださいますか?
そう思えれば、お手を煩わせまいと、
背筋を伸ばして生きることが出来そうです。
私が大人になってから、先生とのご縁を感じて
じーんとした出来事がひとつある。
これだ。
京都学園大学のカレッジソングCD。
創立30周年を記念して、新しくカレッジソングが作られることになり、
ひょんなことから、私が歌わせていただくことになった。
作曲があの宇崎竜童さんだったので、
レコーディングは東京・原宿のスタジオ、宇崎さん立ち会いの中行われた。
音域の広い、難しい歌の上、普段のレコーディングとは違い
周りは初対面ばかり。
苦戦しながら、録り終えたことを今も覚えている。
そして日は過ぎ、大学での記念行事で歌を発表後、
出来たてのCDを受け取って帰った。
帰宅して中を開けると
一曲目・元々あった大学歌の作曲者に
「福澤昌彦」のお名前が!
そして小さくて薄い文字だけど、二曲目の学生歌には
「歌唱・尾池真由美」がちゃんと上がっている。
代表指導者と団員の一人ではなく、音楽を仕事にする者として
福澤先生と名前が並んだことを、胸をじーんとさせながら
たまらなく誇らしく思った。
後日、数枚受け取っていた内の一枚を、
人を通して福澤先生にお届けしたら
先生はこのCDの製作をご存知なく、
私について「頑張っておられるんですね。」というようなことを
言って下さったそうだ。
きっと一度は聴いて下さったことと思う。
先生が私の歌を、どう感じられたのか、
もう聞くことが出来なくなってしまった。
先生のお葬儀後、調べてみると、
これらは、大学のホームページ内「カレッジソング」のページで
今も聴くことができた。
ホームページに私の名前の掲載はないけど、
私の脳内では、先生の右下辺りに自分がいる。
黒い心が広がりかけたら
この誉れを思おう。
先生に叱られることかどうかが
善し悪しの判断基準だった自分を呼び戻せば
リセットボタンを押せる気がする。
先生、どうか卒団生全員をお見守りくださいますように。
そして見かねた時には、そちらから指揮棒を振ってくださいますか?
そう思えれば、お手を煩わせまいと、
背筋を伸ばして生きることが出来そうです。