そよ風に乗って

過ぎ去った思い出や、日々の事を
そっとつぶやいています。

今朝のお月様

2017-12-04 23:44:00 | 日記

今朝6時。二階の西の窓から外を見てびっくりのお月様。

丸くて赤くて大きくて・・・一瞬夕日?と思ってしまいました。

すっかり葉を落としたイチジクの木ですが

大きな葉が落ちてしまうと、細い枝のほっそりした木ですね。

さて、剪定はどんなふうにしようかなと、悩みます。

12月も4日過ぎました。

歳を取ったせいでしょうか。あっという間に1年が過ぎていってしまうように思います。

 

そして、我が家もここに終の棲家を建ててから、10年経ちました。

先日ハウスメーカーさんの10年目の点検が有りまして

悪いところなしの結果にひとまず安心でしたが

給湯器の買い替えなどの提案が有り、10年経つとあれこれ

気を留めておかなければならないこと出てきますね。

ここに越してきた時には、10年先なんて生きているかどうか分からないと思っていたのに

あっという間の10年で、変わらず元気なつもりでいます。

 

喪中葉書が数通届いています。

あっという間の10年でしたが、振り返ってみれば

いろいろ、有ったのではないかと・・・・・

年賀状の準備もしなければなりません。 眠い。

 


晩鐘(佐藤愛子作) を読んで

2017-11-25 11:46:19 | 読書

 図書館で借りて読んだ本です。

 

晩鐘 文芸春秋 平成26年12月 初版

 

これは佐藤愛子が88歳の時から2年をかけて書いた長編私小説です。

主人公の老作家、藤田杉が、かつて夫であった畑中辰彦の訃報を

恩師梅津玄への手紙で知らせる場面から始まります。

現在と過去を行き来しながら、物語が進み、梅津玄に過去の思い出を交えて

語りかける手紙を間に挟みながら進行していきます。

 

ご主人との事は、今までに読んだ随筆などで、少しは知っていましたが

これほど金銭的に、周りにも迷惑をかけた人物だとは驚きました。

しかし、かつては同人雑誌の仲間であり、ともに文学を目差し尊敬していた時期も有った元夫、

娘の父親でもあります。

 

事業の倒産による破産により、妻に迷惑がかからないようにと偽装離婚するのですが

知らない間に、別の女性が空いた戸籍に入っており

それを隠して、次に興した事業の金銭の穴埋めに社員を寄越して借金を申し出てくる元夫。

 

腹を立てながらも、家を抵当に入れられている従業員のためにお金を出してしまう藤田杉。

そして落ちぶれていく元の夫と、作家として成功していく青春時代の仲間たちとの比。

 

その人たちはみんなあの世に旅立ってしまって

一人残された老作家、作者の寂しさと、

人生を振り返って、長いかかわりのあった元の夫とはいかなる人物であったのかと

自分に問いかけている小説です。

 

後書きに書かれていますが

かつての夫の事を今までも繰り返し同じような内容を書いてきたそうですが

ある時は、容認であり、ある時は愚痴、ある時は憤怒、

そしてある時は面白がると言う変化があったとの事。

それは自分でしかわからない推移。

90歳を目の前に不可解な人物を書く事によって

彼への理解を深めたいという気持ちからこの物語を書かれたそうですが

やはり書くほどに分からない男であったらしく

結局は黙って受け容れる事しかできないのではと思うようになり

彼が生きている間にそれに気づくべきだったと書かれています。

 

年を取って、仲間が皆が逝ってしまって、しみじみと人生を振り返る寂しさ

無念さや、後悔もあるでしょうね。

 

明るく美しい笑顔で、言いたい事をズバッと言われる佐藤愛子さんですが

凄い人生を歩んで来られたのですね。

そしてこの元夫が小説を書く原動力になっていたのではないかと思うと

不思議なめぐり合わせだという思いです。

 

晩鐘  しみじみとした寂しい響きです。読みごたえが有りました。

 


久しぶりのブログ

2017-11-22 23:00:48 | 日記

すっかりご無沙汰してしまいました。

前回はなんと10月19日でしたから1ヶ月以上ですね。

衆議院選挙の期日前投票をした日でした。

遥か昔の出来事のような気がします。

 

寒くなりました。今朝起きて窓の外を見ると、お隣の空き地一面に霜が降りていて

庭のイチジクの葉がカサッ、カサッ、と音を立てて落ちました。

今年も沢山実を生らせてくれたので、

生食の他、ジャムやコンポートにして楽しみました。

 

そして、霜の降りる頃が収穫時期のキウイも収穫を終えました。

今年は花が少なかったので、摘花も摘果もせず、不作の年と諦めていたのですが

それでも400個程、収穫できました。

サイズや傷みのあるものを選り分けて、

娘と姉には無花果ジャムなどと一緒に送ってあげました。

 

こちらは鷹の爪。夏に収穫した後、再び赤くなって2度目の収穫です。

まだ青いのも有りますが赤いのだけ採りました。

朝晩の冷え込みが厳しくなって、今年も終わりが見えてきました。

本当に早いですね。

寒くて澄んだ早朝の空高く、飛行機が1本の白い線を描きながら飛んでいます。

 

何事もなく過ぎていく平凡な日々ですが

ブログをさぼっている間には、甥っ子たちが姉夫婦のお墓を建てて、納骨式が有りました。

その時に地方から出てきた姉を送りがてら熱海に旅行に行きました。

そして、高校の同期会にも出席。

なんだかんだと、ありましたね。

ではまた

 


昨日は晴れたので、あれもこれもで忙しい1日でした。

2017-10-19 23:27:14 | 日記

今日はまた雨になりました。

昨日は、久しぶりに青空が出て、気持ちの良い1日になったので

有効に使わなくてはと張り切りました。

 

まずは30分の朝ウォーキング。6日ぶりで、ワクワクしました。

そして帰宅後そのまま玄関脇の、ヤマボウシの落ち葉の掃除。

洗濯ものを干して、朝食。

朝食後はベランダの掃除をして、扇風機3台の手入れと収納。

午後からは夫と一緒に自転車で期日前選挙を済ませました。

立候補者は3名だけ。 悩みますね。

選挙を終えて、一安心。

スーパーに寄って買い物をして帰りました。

 

そして、庭のイチジクの実の、雨ではじけてとろけている実の処分と、収穫。

もうあまり甘くないのでジャムに加工です。 ご近所のK子さんにも貰って頂きました。

イチジクが大好きなK子さん。ワイン煮にするので、嬉しいと貰ってくれます。

ああ忙しかった~ 晴天の1日

 

そして今日はまた、予報の通り朝から雨です。それに寒い。

台風も接近してきているので、まだこの天気が続く模様ですね。

今日は家の中でじっとしていました。

 

それにしても、立候補されている方々の頑張りには感心させられます。

雨の中、大変ですね。

その情熱を忘れずに当選の暁にはよろしくです。

この辺りには来ないので静かですが

選挙結果が楽しみですね。 どんな判断がされるのでしょうか。


今日も雨・・・4着出来上がりのお披露目

2017-10-16 16:14:32 | 洋裁

今日もシトシト雨です。 連続して4日目です。

まだしばらく続くらしいですね。

庭の無花果が雨に濡れて、熟したまま溶けていきます。

4日前迄は、半袖で日中は日差しを避けていたのに

一変して厚手の長袖。コタツもセットしました。

 

今日はのんびりです。 手がけていた洋裁もすべて終わりました。

ボタンホールも何とか無事に通過して。

ボタンホールは、セットしたらミシンにお任せで、余計な手出しはせずにじっと見守る。

それが成功の秘訣だと分かりました。

(縞模様を縦に使うか横に使うか・・・悩んだ末に)

 

(薄手のウール地で)

(ズボンの余り布でベストを縫って、端切れの整理です)

(長らく眠っていた生地で、フレンチスリーブのベスト)

 

出来上がって満足。ミシンかたずけました。

 

青空が見たいです。