鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

TBS落語研究会 第666回

2023年12月21日 22時55分46秒 | 歌舞伎・落語・古典芸能
国立劇場が建て直し工事のため使用不可となり(しかし未だ業者決まらずヽ( ´ー`)ノ)、会場を水天宮前の日本橋劇場に移しての、初の落語研究会です。
この日本橋劇場、以前にも別の落語会でうかがった記憶がありますが、その時は昼公演でした。今回は、18時開演。
会場1回入り口、真っ暗( ̄▽ ̄)
なぜならば、元々はお役所のビルなので、通常はこの時間、もう閉館しているんですねー。1階のエレベータホールに掲示してあっった「劇場受付は4階」との立札のライトアップがなかったら、ビビって入れませんでした、はいヽ( ´ー`)ノ

今回の番組はこちら。
「星野屋」三遊亭わん丈
「鹿政談」古今亭文菊
「死神」桃月庵白酒
 〜仲入〜
「汲みたて」三遊亭小遊三
「芝浜」柳家小満ん

白酒師匠「死神」の破壊力よorz
筋立てはいつもの「死神」なんですけど、まぁあれも元々はグリム童話からの翻案らしいし、かなり自由度の高い噺ではあります。しかし、ここまで更新してくるとは思わなかった(笑)「俺?死神」って(笑)マクラの人間国宝の話も、最高に面白かったです!
さて、今回一番興味をもって聞いたのは、実は小満ん師匠の「芝浜」。年末には毎日必ずどこかで誰かが高座にかけているであろう超人気の噺で、夫婦の情愛を描いた人情噺として知られているけれど、元は「三題噺」なんですよね。客席のお客さん3人から適当にお題をいただいて、それを使ってその場で即興で演じる噺です。だから、当初はそんなに御涙頂戴の練られた話ではなかったと思うんですよね。それをペソッとした芸風の小満ん師匠が高座にかけたらどうなるか・・・予想通り、どこも別に何も感動しない、淡々とした噺として終了しました。実は「芝浜」、そういう噺なのかもしれない。うん。

次回の来年1月は、番組がイマイチなので、パスします・・・(^_^;
落語好きの皆様、良いお年を!
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