鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

今年読んだSF 2022

2022年12月31日 09時07分56秒 | ゲーム・コミック・SF
さてさて、2022年もあっという間に今日1日となりました。
毎年恒例の、通勤電車内で読んだSFレビュー1年分を総ざらえ。今年は何冊読んだかな?

●異常論文/樋口恭介編
●クラッシュ/J・G・バラード
●産霊山秘録/半村良
●小さな黒い箱/P・K・ディック
●スノウ・クラッシュ/ニール・スティーヴンスン
●法治の獣/春暮康一
●司政官/眉村卓
●スターメイカー/オラフ・ステープルドン
●なめらかな世界と、その敵/伴名練
●悪夢のかたち/平井和正
●大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス全短編/C・L・ムーア
●老ヴォールの惑星/小川一水
●巨大宇宙SF傑作選 黄金の人工太陽/J・J・アダムズ編
●歌う船/アン・マキャフリー
●厳選恐怖小説集 牛の首/小松左京
●エイリアン3/ウィリアム・ギブスン、パット・カディガン
●地図と拳/小川哲

というわけで、17冊読みました。冒頭の「異常論文」にてこずって、これ1冊で3ヶ月近くかかったんだよなぁ(^_^; その後もラヴクラフト読んでたりホジスン読んでたり野田大元帥のエッセイ読んでたりして「あまりSF読んでない感」ありましたが、後半の追い上げが効いてなんとか15冊超えましたね。

ここ数年の「アンソロジー出過ぎ問題」はまだ続いていまして、もうアンソロジーを追いかけるのは諦めました(^_^; 似たようのばっかり刊行されて、いまいちピンとこないし(^_^; 珍しくピンときて手にとった「巨大宇宙SF傑作選」はかなりイマイチだったし(^_^;
日本SF多めになったのは、ハヤカワの復刊フェアで購入した作品が手元にあったことに加え、純粋に今の日本SF市場が活気付いていて面白そうな新作が多いから、という状況的要因が大きいと思います。海外翻訳SFの新刊でピンとくるのがあまりなかったなー。ハードカバーの方はめちゃくちゃ盛り上がってるんだけどなー、鴨は基本的に文庫派なので(というか文庫じゃないと通勤電車内で読めないヽ( ´ー`)ノ)、「三体」も「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も、いずれの文庫化を熱く期待しています!

コロナ禍やら戦争やらで何だかフィクションのような現実世界がまだまだ続いていますが、全国のSF者諸兄諸姉の皆様が良いお年を迎えられるようお祈りしつつ、クリア・エーテル!!

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