≪今後注目銘柄≫
■ 5110 住友ゴム ■
シティグループ証券は4月26日にタイヤ3社の投資判断を引き上げた。
2010年の世界需要見通しを5.5%増→8.2%増に上方修正。タイヤの更新需要は通常3~4年程度であるため、リーマンショック以降の買い控えにより蓄積された潜在需要が発現してきた。
タイヤの原料となる天然ゴムの価格が上昇しているが、タイの減産期が終わる6月頃に、タイの政情混乱が落ち着いてきた場合、価格下落も期待できる。
【住友ゴム(5110)】 2M(=中立/中リスク)→1M(=買い/中リスク)。目標株価770円→1,030円。
他社より早く低燃費タイヤのラインナップを拡充しており、国内でのシェア上昇の可能性がある。
【ブリヂストン(5108)】 2M(=中立/中リスク)→1M(=買い/中リスク)。目標株価1,640円→1,800円。
落ち込みの激しかったトラック向けの回復が著しく、トラックタイヤ向け関与が相対的に高いので来期にかけて業績急上昇が期待できるだろう。
【横浜ゴム(5101)】 3M(=売り/中リスク)→1M(=買い/中リスク)。目標株価350円→480円。
北米でのトラック向けの回復やロシア向けの増加などで販売増を期待。