南相馬市ふるさと回帰支援センター

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相馬野馬追 地元っ子らの様々な想い    ~南相馬市ふるさと見聞録~

2013年06月29日 | 日誌
  どんよりとした曇り空に隠れて6月が静かに過ぎ去ろうとしています。

 新たに迎える7月は相双地域にとっては特別な月。

 国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」を迎える準備が着々と行われています。

 今年は7月27日(土)28日(日)29日(月)の3日間の開催です。

 震災や原発事故の影響を受けながらも一千余年もに亘るその歴史を不屈の精神で守り抜いた「相馬野馬追」

 その相馬野馬追の開催を、今年4月、ふるさと南相馬市を離れ人生の歩を又一歩進み始めた一人の女の子も

 遠くから見守っている事でしょう。

その女の子は、今年、相馬農業高校を卒業した南相馬市

出身の茜ちゃん。

 のまたんのパネルの横で笑顔で映っている写真は、今年

 5月、GWに南相馬市に帰省し、久しぶりにセンターに

 顔を見せに来てくれた時のものです。
 
 手にしているのは茜ちゃんが考案し、相馬農業高校のマス

コットキャラクターになっている民芸品「てるてる馬坊主」

 この「てるてる馬坊主」オリジナルと簡単に作れるように考えた2種類あります。

 今、茜ちゃんが持っているのがオリジナルのてるてる馬坊主。

 新作の黒いてるてる馬坊主は初披露!うん。何か凛々しい!

 昨年、センターではこの「てるてる馬坊主」のワークショップ

を開催。多くの方が相馬農業高校の生徒さんに手ほどきを受け

ながら楽しく作品を作りました。

「相馬野馬追の開催中は雨が降らずに、無事に野馬追ができます

ように…」

 毎年、野馬追に参加するいとこの為に「何かないかなぁ」と作り始めたと

いうてるてる馬坊主。

 一度見ると忘れられない愛らしさが大好評です。

 茜ちゃんは今年、大学生になりました。

 あの震災を乗り越えた多くの若者がここ南相馬市を巣立って行きました。

 でも、こうしてふるさとを想う心はいつまでもいつまでも続いていくのですね。

 相馬野馬追が無事に開催されることを願う少女。

 早朝、乗馬の練習がされていた鹿島区烏崎の海岸。津波の被害に遭いたくさんのがれきが埋もれる砂浜を、

 きれいに清掃する地元の住民の皆さん。そして、それをお手伝いして下さるボランティアの皆さん。

 センターがある道の駅南相馬の観光交流館内のモニターからは、数年前の相馬野馬追の様子が映し出され、

 ギャラリーには、昨年開催された「相馬野馬追フォトコンテスト」の入賞作品が展示されています。

 これらの写真を黙って見つめていた初老の方が、目に涙を一杯ためながらこう言われました。

 「相馬野馬追は、家族みんなで参加するのがいちばんいいんだ。俺はあの甲冑を家族が直してあげている

 写真が一番いいなぁ、ほんとに、野馬追は家族で参加するもんなんだ…」

 「愛情家族」その写真にはそうタイトルがついていました。

 様々な想いを胸に秘め、馬上で毅然とした勇壮な姿を見せる騎馬武者の姿は、古来からこの地方に住む

 「ひと」に培われた大切な大切な伝統文化なのかもしれません。

 今日もここ南相馬には梅雨空を吹き消すような、晴れやかな力強い武者魂が空一杯に広がっています。 

 >>南相馬市ふるさと回帰支援センターHPへ
 



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