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チョット一言

 佐賀城下ひなまつりー3

2008-03-01 | weblog






「佐賀城下ひなまつり」 散策の中で、一番興味を引いたのが、
佐賀緞通の織り子さんのお話と、ボランティアの方の、緞通の作品紹介と丁寧な解説でした。

織り子さんが織り機の正面に図案を置き、色の違う糸を巧みに経糸の間をくぐらせ、織りあげていきます。
鍋島緞通は、大陸からの緞通の工芸文化を、日本の生活に合ったかたちに考案され、
独自の工芸文化として、お上に献上されていたようです。
明治維新以降、一般に解禁されたそうです。

鍋島緞通の大きさは、大体畳、一畳の物が主流です。
1枚織り上げるのに、約1か月かかるのだそうで、根気のいる作業がひたすら続くお仕事ですね。

畳の数だけ、緞通を敷き詰め、贅を極めた訳です。
特に、鍋島緞通には、片方にしか房が有りません。
房の付いていない方が、上座・・・・との事でした。
ここにも、日本独特のしきたり文化が、表れています。

鍋島緞通については、4⇒旧三省銀行 (下の地図参照) に、どうぞ~~~。
ぜひ、一見、一聞の価値はありますよ、ぜひ御立ち寄りを、お勧めします。
ただし、ここもお写真はちょっと・・・・です。





最後の目的地の、旧福田家は、佐賀錦で作られたお雛様が展示されています。





ここも、お写真はダメですよォ~~~~でした。
ただし、スナップ撮影・・・要するに、お雛様をバックに、記念撮影はOKです。
そこで、苦肉の策、雛壇の端っこに milkさんに座って貰って、カモフラージュ、
みんなそんな感じで、撮りました。


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佐賀錦のおひなさまです。(クリックお願いします)

画像は6枚です





 ちょっと贅沢なお話。
 旧福田家の、
 御風呂の天井にほどかされた彫刻です。

 風情ある、遊びの贅ですね。
 時代(とき)の御人の、粋を感じます。