プロ野球 一斉キャンプイン 王監督が久々にユニホームで
プロ野球は1日、12球団が国内外で一斉にキャンプイン。
パは3月24日、セは同30日のペナントレース開幕に向けて、
約1カ月間のトレーニングがスタートした。
宮崎市でキャンプを張るソフトバンクでは、
昨年7月に胃がんの手術を受けた王監督が久々に現場復帰。
211日ぶりとなるユニホームに身を包み、グラウンドに元気な姿を見せた。
同じく宮崎市では巨人、宮崎県南郷町では西武が始動した。
久し振りのユニフォーム姿です。 やっぱり、やせてますね。 ひとまわり、細くなったみたい・・・。 あまり、無理をしないで。 | 王監督と小久保選手。 笑顔で会話、何を話しているのでしょうね。 小久保選手のこの笑顔、久し振りですネ。 頼もしい笑顔です。 |
昨年7月5日以来の現場復帰となるソフトバンク・王監督は、
午前9時半、一礼してグラウンドに入った。
体は、ひとまわり細くなったが、ウオーミングアップをする選手たちを見る視線の鋭さは変わらない。
「グラウンドはいい。このきれいな空気は独特。いい気分です」と笑った。
キャンプインに備え、福岡・ヤフードームでウオーキングなどの「自主トレ」を行ってきた。
これからの約1カ月間は、長いシーズンを乗り切るため、自らの体力強化の場ともなる。
福岡ソフトバンクの王貞治監督(66)が5日、オープン戦での全戦指揮について前向きな姿勢を見せた。
胃の全摘手術を乗り越え、春季キャンプ初日には211日ぶりのユニホーム姿で完全復帰。
4日間の第1クールで証明した体力の回復ぶりに手応えを感じており、
ハードな移動日程を伴うオープン戦でのタクトにも意欲的だ。
少しずつだが、確実に大きくなっているのが分かる。
活気に満ちた第1クールを終え、タカナインの動きにご満悦だったが、
自らの体調面についても同様の手応えを感じ取っている。
「ユニホームを着る前は不安を感じながらだったが、その割には自分としてはできている」。
今キャンプ最初の休日となったこの日、外出先から宿舎に戻った王監督は少し日焼けした顔をほころばせた。
キャンプを打ち上げたら、計18試合のオープン戦に突入。
3月10日の広島戦まではヤフードームで試合を行うものの、その後は同19日の西武戦(グッドウィルドーム)まで遠征が続く。
尾道、刈谷、静岡、横浜、神宮、千葉、所沢の7試合。
デーゲームを終え、その足で次の場所に移動するハードな日程だ。