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チョット一言

介護予防

2006-06-02 | weblog


入梅間近・・・・今日のお天気は真にそんな感じです。
でも、風は北風。

先日“けせらせらさん”が、介護予防についてブログにされていましたので、
もう少し詳しく知って欲しいなァ・・・と思い、書いてみました。

私には、関係ないわ~~~~~なんて、思わずに、よ~~~~く考えて見て下さい。

天気予報でも見て、気持ちを・・・・。





今年4月から大きく変わった、介護保険制度について・・・・。
要支援、と要介護1、認定の人達は、これからは、介護給付でなく、
新たなサービス体制がとられます。

今年度から、認定制度が変わり、今まで、要支援、要介護1~5と、6つの段階が有ったのですが、
今年度から、要支援1、要支援2、要介護1~5の7段階になります。
要支援1及びよ要支援2に、認定された方達が、新たなサービス受給の対象者になります。
要介護1~5に認定された方達は、今まで通のサービスを受ける事ができます。

地域包括支援センターが、創設され、介護予防のためのサービスが強化されます。
介護予防マネジメント、介護予防に於ける医療との連携。
要するに、今までのサービスの有り方の見直し作業。

介護保険制度導入から5年、殆どが、自分で出来るはずであろうとされる、
要支援、要介護1の人たちの利用頻度が多く、
その事により介護保険制度の金額的な、圧迫、
又自立支援のはずのサービスが、その機能を全く果たしておらず、
かえって本人の、身体機能低下になっていて・・・。
介護度ガ、アップしてきている。

過去5年間の結果を、ふまえ全国的に考え方、発想の転換を行う事に・・・・。

これからの10年間を、予防のためのサービスを徹底させる事により、
介護保険の利用の適正化を、図り・・・・。

そうです団塊の世代の人達が、制度を利用する頻度を、
少なく押さえ (なるべく利用する事のないように) 介護保険制度が、パンクしないように。
団塊の世代が、介護保険適用の年代になると、
その保険制度を支える世代が少ない事も有り、
要するに、上手く機能させていかないと、介護保険制度そのものが、パンクしてしまうのです。

それにプラスして、市では、事業所の不正受給の摘発に、
ものすご~~~く力を入れたのです。

それで・・・出るわ、出るわ、すごかったそうです。
まあ、これは事業所だけの問題ではないのですが、
野放し状態で放置していた市にも、責任は有るはずです。

例えば、“散歩の付き添い”・・・・之が毎日なんです。
ありえないでしょう、雨の日とか、色々、お散歩に行けない日だって有るはずなのに・・・。

係りの人は、その地区の天気を全部調べ、報告書と照らし合わせ、不正受給の額を
過去に遡り、返還要求をしたそうです。
相当大きな金額になったらしいです。
まだまだ、アッ・・・と驚くような事イッパイ有りました。


何はともあれ、幾ら介護保険制度が充実してるとは言え、
受けずに済めばそれが一番です。

自分の事が自分で出来る・・・・あたり前の様に思えるでしょう

決して、それはあたり前の事では有りません。
あなたにとって、それは一番幸せな事なんです。

自立・・・自分の事が自分で出来る(ひとり立ちと言う意味かもしれません)

自律・・・自分の事が自分の意思(心と頭)に元随て、出来る。
  (例えば・・食事をしたいと思った時、自分の好みの物を自分の手で戴く、と言う事です。)

 
人は、この二つの事が可能であれば、かなり幸せのはずです。

チョット、難しかったかな
でも、知ってて欲しいです。


気分転換に、美しい菖蒲の、お花を・・・。


戸畑区の夜宮公園の花菖蒲です。
3日、4日と、「とばた菖蒲まつり」が有っているそうです。