おはようございます。『朝刊フジ』編集長は、本日2度目の登場のフジでございます。いやあ、眠れないんですよねえ。ぼーっとしているのに、眠れない。
そこで、この前放送されたにも関わらず、記事をあげられなかった『時効警察』第7話を特集しちゃえ、という気持ちになりました。
どうかお付き合い下さい。
タイトルは『主婦がはだしになる理由をみんなで考えよう』と、まあ長い(笑)。
「はい、分かります・・・平成3億円事件ですよね」と、霧山(オダギリジョー)が電話に出ています。
「え~と、あなたは」
『犯人です、あの事件の』
十文字(豊原功輔)らが、喫茶店を捜査します。近所のパチンコでで100万円の盗みがあった。犯人はぬかるみの中を逃走。したがって客の足を調べる。
・・・ところが、なぜか全員客はキレイなはだし。
ああ、これで『主事がはだしになる理由をみんなで考えよう』なのですね。
屋外で主婦向けの人生相談番組を見ながら待つことしばし。霧山と三日月(麻生久美子)は、電話の主と遭遇します。
「別に自慢するために持ち歩いているのではありません」と、秋津聡子(葉月里緒奈)が事件の記事を見せます。「私は警察の手ぬるい捜査を公表するために、手記を書くつもりでいました」遺留品がほしい、と聡子。しかし、秋津が犯人である証拠がない以上、渡せません。
結局、真相を究明して、もし秋津が犯人なら、遺留品はお任せしましょう、と。
で、捜査開始。
平成11年2月24日、現金輸送車が襲われ、現金3億円が盗まれました。手口は昭和43年のあの3億円事件と全く同じ。
現金輸送車に白バイが近づき「爆弾がある」と言って止めさせ、犯人は発煙筒を車の下に取り付け・・・
「遺留品を引き取りたいって・・・何で?」と霧山の隣に座る警官。
「手記を書きたいらしいんですよ」
「盗んだ3億円は使っちゃったんですかね?」
「聞いてなかったなあ」
「霧山あ!」
秋津の家に霧山が。
ご主人のことを気にする霧山。
机の上に、妙なものが。
「発明品だよ」と子供「お母ちゃん、発明やってんの」。
机の上を見回す霧山、秋津宛の封筒を発見。
差出人は、大宮夏美というらしい・・・
「お兄ちゃん、僕に誕生日プレゼントちょうだい?」
「いくつになるの?」
「7歳」
「どの靴にも見覚えはないというんだな・・・返事をしろ!」
十文字です。容疑者を尋問中。
「知らないわよ!」
「初動捜査のミスは、犯人を男と決め付けてしまったこと」と秋津。子供と買い物です。
「あの現金輸送車の2人が、犯人の顔を見た唯一の人間じゃない?」
家で『週刊発明』という雑誌をめくる霧山。ふと「オフィス大宮」という広告が。
大宮・・・大宮夏見!?
現金輸送車を運転していた男性に話を聞く霧山。何と当時運転手の隣には、不倫の相手が乗っていた!
「妻と言うものが、どれほど怖いものか!」と男性。調べを拡散するために、あえてモンタージュが男性の顔になるようにしたのです。
「模倣は模倣でしかない。オリジナルなんてない。昔の3億円事件を解けなかった警察が、今回の事件を解けるわけがない」と、三日月に話す秋津。
当時の遺留品と、霧山が秋津の家からこっそり持ち帰った洗濯バサミの指紋は、一致しませんでした。
ふと見ると、遺留品が入った金庫が開いています!中身は・・・ない!
霧山と三日月は中華料理店で夕食。
大きな人型の宣伝塔を店に入れようとする店員。
しかし、結果的にドアをふさぐ形となり、客に「こんなに狭くちゃ、通れないわよ!」と言われてしまいます。
その注意した女性、妊婦でした。
突然ひらめいた霧山「無理だよ!」
「何が!」
「無理だって!」
十文字は何と例の遺留品の箱を持っていました!
「お嬢さんよ」と三日月に言う十文字「あれは俺が最初に刑事課に入って手がけた事件なんだ」。
遺留品が見つかったからと言って、秋津に返すわけには行かない。
「だって、貴方は犯人じゃないから」と霧山。
あなたは、車の下にもぐりこむことは出来なかったんです。
なぜなら、妊婦だったから・・・
7年前に生まれた子。
部屋をでると、近くに「オフィス大宮」と書かれた車が。
出てきたのは男、何でも秋津さんとは妻が亡くなった前に、発明友の会で知り合ったと言う。
「秋津さんのところでは、何をしてたんです?」
「いや~、急に呼びだされちゃって。7年ぶり?」
”リバーシブル爪楊枝”なるものの権利料を渡せ、と言ってきたと言います。
秋津と大宮は、一度だけの関係を持っていたようです。
霧山の部屋で、三日月と二人で遺留品をあけて見ます。
中には、シークレットシューズ。
「これが、犯人が男性である唯一の証拠となったわけよね」
犯人はあえて男物の靴で捜査をかく乱させた、ってわけ?
意見の不一致の最中、靴がポーンと飛んでいきます。
着地。
しかし、ヒールの部分が取れています。
「シークレット・シークレット・シューズ?」
中には紙が・・・
「三日月くん、大宮夏見が、リバーシブル爪楊枝でどれだけ儲けたか、しらべてくれる?」
改めて秋津の家に行く二人。
「何ででしょうね」と霧山「どうして遺留品を返してほしいのか」。
「手記のためです」
「僕は、手記のためだと思っていないんですね」
毎回出てきますが、今日も最後の謎解きの前に、霧山はメガネを取ります。
「あなたは、リバーシブル爪楊枝でビルが建ったと思っている。しかし実際はそれほど儲かっていないんです。今じゃ、どこでも見かけない。
「夏見さんは、あなたにもっとたくさんの特許料が入ったとウソを言ったんですよ
「平成3億円事件の犯人は・・・夏見さんだと思いますよ。
夏見さんは大宮に特許料として3億円を支払った」
帰り際に、霧山は履いていた遺留品のシークレットシューズを渡します。
ヒールの部分にあった紙は、大宮とまだ独身の夏見が抱き合っている写真でした。
一夜をともにした秋津には、悔しかったでしょうね。
本来なら、3億円の隠し場所はここでした。
夏見は、秋津の考えた発明を勝手に自分のものにしていました。だから「ちょっとした意地悪のつもりで、大宮と関係を持ったんだわ」
いつも私のアイデアなのよ。発明品も、現金輸送車を襲うことも。
「この3億円事件は、すでに時効です。あくまで、僕が趣味で捜査したものです。あなたは、自分が真犯人として、手記を書いてください。僕が、他の人が犯人だと言うことはありません」
この件は誰にも言いません。
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う~ん、ドラマとしては非常によくできている。
これだけの短時間で、見事に伏線をまとめている。
しかあし!
『時効警察』は笑ってこその『時効警察』ではないか!
今回はほとんど笑うところがありませんでした。
おまけに、いつも最後に流れる「マイケルはジャクソンですが、この物語はフィクションです」みたいなテロップの、文字が多すぎて読みきれなかった!
さあ、次第に最終回が近くなってきた『時効警察』。できればきっちりした謎解きもいいけれど、深夜にクスリ、と笑いたいものです。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。
そこで、この前放送されたにも関わらず、記事をあげられなかった『時効警察』第7話を特集しちゃえ、という気持ちになりました。
どうかお付き合い下さい。
タイトルは『主婦がはだしになる理由をみんなで考えよう』と、まあ長い(笑)。
「はい、分かります・・・平成3億円事件ですよね」と、霧山(オダギリジョー)が電話に出ています。
「え~と、あなたは」
『犯人です、あの事件の』
十文字(豊原功輔)らが、喫茶店を捜査します。近所のパチンコでで100万円の盗みがあった。犯人はぬかるみの中を逃走。したがって客の足を調べる。
・・・ところが、なぜか全員客はキレイなはだし。
ああ、これで『主事がはだしになる理由をみんなで考えよう』なのですね。
屋外で主婦向けの人生相談番組を見ながら待つことしばし。霧山と三日月(麻生久美子)は、電話の主と遭遇します。
「別に自慢するために持ち歩いているのではありません」と、秋津聡子(葉月里緒奈)が事件の記事を見せます。「私は警察の手ぬるい捜査を公表するために、手記を書くつもりでいました」遺留品がほしい、と聡子。しかし、秋津が犯人である証拠がない以上、渡せません。
結局、真相を究明して、もし秋津が犯人なら、遺留品はお任せしましょう、と。
で、捜査開始。
平成11年2月24日、現金輸送車が襲われ、現金3億円が盗まれました。手口は昭和43年のあの3億円事件と全く同じ。
現金輸送車に白バイが近づき「爆弾がある」と言って止めさせ、犯人は発煙筒を車の下に取り付け・・・
「遺留品を引き取りたいって・・・何で?」と霧山の隣に座る警官。
「手記を書きたいらしいんですよ」
「盗んだ3億円は使っちゃったんですかね?」
「聞いてなかったなあ」
「霧山あ!」
秋津の家に霧山が。
ご主人のことを気にする霧山。
机の上に、妙なものが。
「発明品だよ」と子供「お母ちゃん、発明やってんの」。
机の上を見回す霧山、秋津宛の封筒を発見。
差出人は、大宮夏美というらしい・・・
「お兄ちゃん、僕に誕生日プレゼントちょうだい?」
「いくつになるの?」
「7歳」
「どの靴にも見覚えはないというんだな・・・返事をしろ!」
十文字です。容疑者を尋問中。
「知らないわよ!」
「初動捜査のミスは、犯人を男と決め付けてしまったこと」と秋津。子供と買い物です。
「あの現金輸送車の2人が、犯人の顔を見た唯一の人間じゃない?」
家で『週刊発明』という雑誌をめくる霧山。ふと「オフィス大宮」という広告が。
大宮・・・大宮夏見!?
現金輸送車を運転していた男性に話を聞く霧山。何と当時運転手の隣には、不倫の相手が乗っていた!
「妻と言うものが、どれほど怖いものか!」と男性。調べを拡散するために、あえてモンタージュが男性の顔になるようにしたのです。
「模倣は模倣でしかない。オリジナルなんてない。昔の3億円事件を解けなかった警察が、今回の事件を解けるわけがない」と、三日月に話す秋津。
当時の遺留品と、霧山が秋津の家からこっそり持ち帰った洗濯バサミの指紋は、一致しませんでした。
ふと見ると、遺留品が入った金庫が開いています!中身は・・・ない!
霧山と三日月は中華料理店で夕食。
大きな人型の宣伝塔を店に入れようとする店員。
しかし、結果的にドアをふさぐ形となり、客に「こんなに狭くちゃ、通れないわよ!」と言われてしまいます。
その注意した女性、妊婦でした。
突然ひらめいた霧山「無理だよ!」
「何が!」
「無理だって!」
十文字は何と例の遺留品の箱を持っていました!
「お嬢さんよ」と三日月に言う十文字「あれは俺が最初に刑事課に入って手がけた事件なんだ」。
遺留品が見つかったからと言って、秋津に返すわけには行かない。
「だって、貴方は犯人じゃないから」と霧山。
あなたは、車の下にもぐりこむことは出来なかったんです。
なぜなら、妊婦だったから・・・
7年前に生まれた子。
部屋をでると、近くに「オフィス大宮」と書かれた車が。
出てきたのは男、何でも秋津さんとは妻が亡くなった前に、発明友の会で知り合ったと言う。
「秋津さんのところでは、何をしてたんです?」
「いや~、急に呼びだされちゃって。7年ぶり?」
”リバーシブル爪楊枝”なるものの権利料を渡せ、と言ってきたと言います。
秋津と大宮は、一度だけの関係を持っていたようです。
霧山の部屋で、三日月と二人で遺留品をあけて見ます。
中には、シークレットシューズ。
「これが、犯人が男性である唯一の証拠となったわけよね」
犯人はあえて男物の靴で捜査をかく乱させた、ってわけ?
意見の不一致の最中、靴がポーンと飛んでいきます。
着地。
しかし、ヒールの部分が取れています。
「シークレット・シークレット・シューズ?」
中には紙が・・・
「三日月くん、大宮夏見が、リバーシブル爪楊枝でどれだけ儲けたか、しらべてくれる?」
改めて秋津の家に行く二人。
「何ででしょうね」と霧山「どうして遺留品を返してほしいのか」。
「手記のためです」
「僕は、手記のためだと思っていないんですね」
毎回出てきますが、今日も最後の謎解きの前に、霧山はメガネを取ります。
「あなたは、リバーシブル爪楊枝でビルが建ったと思っている。しかし実際はそれほど儲かっていないんです。今じゃ、どこでも見かけない。
「夏見さんは、あなたにもっとたくさんの特許料が入ったとウソを言ったんですよ
「平成3億円事件の犯人は・・・夏見さんだと思いますよ。
夏見さんは大宮に特許料として3億円を支払った」
帰り際に、霧山は履いていた遺留品のシークレットシューズを渡します。
ヒールの部分にあった紙は、大宮とまだ独身の夏見が抱き合っている写真でした。
一夜をともにした秋津には、悔しかったでしょうね。
本来なら、3億円の隠し場所はここでした。
夏見は、秋津の考えた発明を勝手に自分のものにしていました。だから「ちょっとした意地悪のつもりで、大宮と関係を持ったんだわ」
いつも私のアイデアなのよ。発明品も、現金輸送車を襲うことも。
「この3億円事件は、すでに時効です。あくまで、僕が趣味で捜査したものです。あなたは、自分が真犯人として、手記を書いてください。僕が、他の人が犯人だと言うことはありません」
この件は誰にも言いません。
----------
う~ん、ドラマとしては非常によくできている。
これだけの短時間で、見事に伏線をまとめている。
しかあし!
『時効警察』は笑ってこその『時効警察』ではないか!
今回はほとんど笑うところがありませんでした。
おまけに、いつも最後に流れる「マイケルはジャクソンですが、この物語はフィクションです」みたいなテロップの、文字が多すぎて読みきれなかった!
さあ、次第に最終回が近くなってきた『時効警察』。できればきっちりした謎解きもいいけれど、深夜にクスリ、と笑いたいものです。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。