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UPSを導入したい

pc |2020-08-22

UPSが欲しいわけです。用途としてはうちのMac miniとそれにつながる周辺機器を保護するためです。
ということでUPSについて調べると、停電をした時に時間を稼ぐという目的は同じでも、給電方式として幾つか種類があるようで、

常時インバータ給電方式
部屋の電源から入力された電力を通常時はそのまま接続された機器へ出力しつつ内部のバッテリを充電しているのは以下の方式すべてそうなのだけど、常にインバータを介することで常に安定した出力を得ることができるというメリットがある模様。停電した瞬間の遮断が発生しないため、もっとも安定性がある一方、高コストなのがデメリットらしいです。
ラインインタラクティブ給電方式
常時インバータ給電方式と違い、通常時は部屋の電源から入力された電力をそのまま出力する際にフィルタを通すことで電圧を安定させるため、ある程度の入力電圧の変動を吸収させることがメリットみたいです。停電した瞬間に極小時間、電力供給が停止するため、とっても重要な機器(あるいはデリケートな機器)には使わない方がいいみたいですが、普通はこれで十分そうです。
常時商用給電方式
ラインインタラクティブ給電方式にある電圧を安定させる機能がなく、部屋の電源から入力された電力をそのまま出力する以外はラインインタラクティブ給電方式と同じような特性みたいです。ご家庭の電圧が安定しているならこれでも良さそうです。安定してない場合、異常値に対するバッファがラインインタラクティブ給電方式より少ないので、すぐにバッテリ駆動に切り替わってバッテリ寿命が縮むってこともあるみたいです。

ということなのですが、さらに出力波形によって種類が分かれます。
出力波形としては正弦波出力と矩形波出力があり、正弦波出力は部屋のコンセントから出力されているものと同じでほとんどの機器で問題は発生しないのに対して、矩形波出力はそれが適さない電気機器が存在するようです。PC系では矩形波でもほぼ問題ないようですけど、慎重になるなら正弦波出力のUPSにした方が良いみたいですね(PFC回路内蔵の電源を使用している場合、正弦波出力前提で設計されているため、らしい)。特にMacにおいてはググると矩形波に対応しているか否かはAppleは非公開みたいなことを言っているみたいなので、素直に正弦波出力の物にしとくべきでしょうか。

ということで、ラインインタラクティブ給電方式か常時インバータ給電方式を選ぶ場合、例えば1000VAの性能のオムロンので比較すると、常時インバーター給電方式のは実売9万円ほどなのに対し、ラインインタラクティブ給電方式のは5万円ほど、ちなみに常時商用給電方式の正弦波出力タイプを選ぶと3万円ほどとなります。

思い起こすと現状、うちのMac mini周りは通常時、電源が原因と思われるトラブルは発生していないので、オムロンを選ぶなら常時商用給電方式のBW100T[オムロン]で良さそうですね。
ただ、価格がオムロンのは高い傾向にあるようです。同じ価格かそれ以下でCyberPowerってところのだとラインインタラクティブ給電方式の1200VAクラスのを購入できちゃうし、APCのでもオムロンの常時商用給電方式のと同じ価格帯でラインインタラクティブ給電方式のを選べちゃう。

APCやCyberPowerのをMacで使ったレビューを見ると、特別なソフトを導入することなくmacOSの省エネルギー設定からUPSの動作を設定することができているようなのだけど、オムロンのは専用のソフトを入れるような記述を見かけるばかりかつ提供されるソフトの対応OSバージョンが古めなので手を出しづらいかもしれない。

まぁ実際の性能面やコストパフォーマンスはわからないけど、ってことで、APCかCyberPowerのどちらかで気持ちを整理中です。

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