日々適当

hibitekitou

MacのHDMI

mac |2022-10-01

MacとHDMI接続したモニターの発色や階調表現の制約[EIZO株式会社]

わりーと有名は話なのだと思います。MacのHDMI(上記ページによるとMacのDisplayport(mini Displayport or USB-C)から変換されたHDMIでも同様)から出力される映像は諧調が正しくない(というか制限された内容になっている)みたいです。
RGBフルレンジの出力ではなくテレビ用にYUVリミテッドレンジの出力がされるから、ってことらしい。KVMが欲しいのだけどHDMI出力には制限があるってのに引っ掛かりを感じ、種類が豊富なHDMIタイプに手を出すことができないわけです。DisplayportのKVMは(中華の安いの以外は)高いしってことでなかなか手を出せておりません。
そういえばM1 MacにおいてはDisplayport(Thunderbolt端子からの出力)であっても同様の問題が生じていたのだけど、Apple M1/M2シリーズチップ搭載Macとモニターの互換性 [EIZO株式会社] によるとmacOS 11.6.1から解消されているみたいです。macOS 12.6で動くM1 MacBook AirからのBelkinのThunderbolt 3 Dock Core経由でDisplayport接続しているモニタでの出力結果は下図のようにRGBになってるんで大丈夫なのかな?

同じモニタにHDMIで接続しているMac mini 2018だとYCbCrになっててYUVになっちゃっているのが確認できてます。

モニタ側がフルレンジしか受け付けないよって状態だとMac側はそれに対応した出力にしてくれるようなネット上の情報もあります。HDMIではディスプレイ側が発行するEDIDによりMacがモニタ情報を取得しそれに応じた映像信号を出力するという仕組みですけど、このEDIDをフルレンジのみ受け付けるよって設定にしてあげれば(モニタによってはその設定が可能だし、間に偽装する機器を挟めば)この問題は回避される模様。実際、EIZOのサイトの記述ではColorEdgeにそれができる機種があるみたいで、それで回避できるよって書かれてます。
残念ながら自宅で使用しているモニタ(Dell U2723QE)はRGBの指定ができるものの、それに固定はできないらしい。偽装というか特定のEDIDにする機器ってのは売られているけど、一万円以上するみたいだし、ちょっと手を出す気にならない…

KVMは素直にDisplayportのものを買いなさいってことですかねぇ。(中華ブランドの安いのを試してみるか?)

コメント ( 0 )|Trackback ( )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。