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hibitekitou

iPad mini Retina ディスプレイモデルの感想

iPhone |2013-12-11
というわけで予約開始日にポチッとしてそこから5日後ぐらいに届いたiPad mimiは、完全に読書端末として稼働中です。

初めてこれで本格的に読書したのは電車に乗っているときだったのですけど、片手で持ち続けて1時間弱程。特に疲れたということはありませんでした。ただ、僕の手には親指と他の指で両サイドを挟んで持つというのには若干幅が広いため、そのように持ち続けるのはちょっとつらいかという気がしましたが、それは時々持ち方を変えればいいだけで、負担にはなりません。
ちなみに、だから持ち方はほぼiPhoneと同じになるわけですけど、これで読書した後にiPhoneに持ち帰ると、iPhoneが異様に軽く感じるのにはちょっと笑いました。さすがにiPhoneの持ちやすさ、軽さと比較すると「重い」わけですな。

Retina ディスプレイモデルということで、その視認性はとても大切な要素となります。
iBooksで小説を読んでいるとき、文字サイズを小さい方に設定していますが、ルビ含めて見づらいということはありません。この辺はさすがRetinaディスプレイですね。だから紙の本を読んでいるときと同じように内容に集中して読むことができていると思います。
ただ、難をあげるならやはり液晶面が光沢を持っているということでしょうかね。電灯や太陽の光の反射が時に煩わしいと感じることはあります。もしかしたらそれで若干疲れを増加させているかもしれません。しかし、反射防止フィルムを貼るというのはあまりしたくないんですよね。これはもうちょっと様子を見ましょう。

漫画を読んでいるときはどうでしょうか。といっても僕は漫画集めるときは未だに実物の本を購入する派なので、それほど読みふけったわけではありません。ってことで検証のために一冊購入してみました。で感じるのは、漫画についてはどのようにデータ化されたに非常に左右されるなってことでして。



これは作者の初単行本を電子書籍化したものだそうで、原稿からじゃなく、書籍からデータ化したんじゃないですかね。見開きのページが左右絵が繋がっていなかったし。まぁ、それはいいです。しかし、上図のようにルビや漢字の細かい部分がつぶれて読めづらくなっているデータになってしまっているのはいただけません。この本を選んだ理由はiBooks Storeにて新刊としてあげられていたものだから、最近の高解像度液晶が増えてきた状況を考慮したデータになっていることを期待したからなんですけど、どうもあまり考慮されていないっぽい。これが出版社のポリシーなのかiBooks storeのポリシーなのかはちょっとわかりませんけど、当面、漫画は書籍で購入するわとの思いを強くしました(サンプル落として確認してから買うって手法や、高解像度で収録している電子書籍屋さんもあるみたいだけど、いちいち確認するのは面倒だし、購入する出版社は増やしたくない(可能ならiTSで完結させたい)ってわけで…)。

自炊した本はどうでしょうか。
自炊時僕は300dpiの設定で取り込んでいます(それ以上の解像度だと所有しているスキャナだと時間がかかりすぎるのよね。新しいのが欲しい…)。この場合、漫画雑誌の大きさだと縦解像度は3000pixelを超えます。んが、



ルビの拗音のちっこいほうはちょっと厳しい感じですね。jpegのモスキートなノイズのせいってのもあるかな。
それでも先の電子書籍の漫画よりも読みやすいと思いますし、技術書なんかを取り込んでいることが多いんですけど、それらは快適に読むことが可能です。一部を拡大することなくほとんどの場合問題なく読むことができるってのはやはりRetinaの魅力でしょう。問題は、pdfを読むときに利用しているGood Readerがちょっと落ちやすいってことかな。

というわけで、漫画以外の読書用途に非常によい感触を持っております。小説の購入はこれからはiBooksで、ってのが増えていくかもなぁって思いました。
あと技術書はとりあえず電子書籍でだしてくださいまし、各出版社様。(重いんですよ。だから結局裁断して取り込んじゃう。その時間が無駄なんで、最初から電子化しといてください。)
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