日々適当

Mavericksの新機能の一つにIP over Thunderboltってのがあります。
ThunderboltケーブルでMac同士を結んでP2Pで通信しましょうってものですね。かつて、IP over Firewireってのがありましたけど、Thnderboltでもそれができるようになりました。おそらく1対1での接続しかサポートしていないと思う。でもこんな風に1台をブリッジすることで3台接続するみたいなことはできるみたい[Fortysomething Geek]

んで、MacBook Pro Late 2013が2台ある状況が目の前にあったために、ちょっと試してみたのですよ。



それぞれにIPアドレスを設定すると、互いに認識し、Finderの共有のところに相手が見えてきます。だから後は通常通り片方をもう片方にさくっとマウントできるわけです。さて、MacBook Pro Late 2013ってのはBlackmagic Disk Speed Testで内蔵SSDを計測すると700MB/sオーバーを記録します。では、Thunderbolt経由ではどうでしょうか。



Writeの値が非常によいです。最大で750MB/sぐらいは行きましたな。内蔵SSD並の速度が出ます。一方Readは非常に悪い。ついに撮影できなかったのですけど、それでも接続したばかりのころは数百メガB/sを記録していました。しかし撮影したReadの値が悪いことからも想像できるように、速度が安定しません。比較的高速なWriteも100MB/s台であるタイミングがありましたし、400MB/s、500MB/sとかのタイミングも結構ありました。数字だけ見ていると非常に不安定な印象を受けます。

これが今後のOSのアップデートで安定した速度を出してくれるような進化を期待できたりするんでしょうか。
安定して使えるようになるなら、ちょっと出先で人にデータを渡したい、けどデータは巨大だ、って時に重宝するかもですな。