日々適当

ちょっと遅いですけど、新しいムービーが公開されたので感想を。

Substance Painter [allegorithmic]
ついに発表！Substance Painter！！！ [borndigitalのブログ]



既存のテクスチャにたいして、パーティクルをぶつけたりして劣化していくってのをシミュレートし、結果を焼き付ける的なイメージでしょうか。
普通、このようなダメージの表現は、まあ、ペインターが直接書き込んだり、ダメージ部分のマスクを手書きあるいはプロシージャルテクスチャで表現し、質感をわける的なことを行うわけですが、物理的に説得力のある素材を用意するのはなかなかに大変なことであったと思うのです。ってか、僕なんかは絵書きでもないし、大の苦手とする分野ですな。
だからこうしてある程度の説得力を持った表現を簡単にできるかもしれないというのには大変な期待を持ってしまいます。

なお、パーティクルでたとえば雨垂れに継続的にさらされることで汚れていくというような表現のためのマスクを、たとえばSIのICEからウェイトマップを制御することで何となくできそうな気もしますけど、頂点で情報を持つ以上、メッシュの分割を細かくしなければならず、あんまり実用的になりそうにない予感がします。そう考えると唯一のツールとして期待はさらに膨らむというものですな。