日々適当

hibitekitou

期待のシイラ2.0

mac |2006-11-26
今更なタイミングではあるんだけど、現在、シイラプロジェクトにてシイラ2.0b1が公開されています。



まだベータ版ということで、どーも右上の検索窓が使えなさそうだったり(これが使えないことで、僕が他のブラウザでいかにこれを多用していたかがよく分かりました(^^;)、タブポゼもちゃんと動作しなかったりと、機能の実装がまだだったりするみたいなんですが、雰囲気をつかむのには全然問題ないと思われるし、その雰囲気がとってもいい感じなのです。

話がいきなり飛ぶんですが、ウィンドウを画面全体に拡大して使用している人がいますよね。
もちろん、それだけの表示領域を必要とするタイプの作業(3DCGの作業はこれに当たると思う)や、Windowsアプリにおいてはそっちの方が便利に使えるってソフト(PhotoshopやIllustratorはその類いだと思う)は別として、Webブラウザやファイルブラウザ(エクスプローラー)をそのようにして使っている人がどーにも理解できません。
モニタが小さいから、って事で、必要領域を表示するために結果として最大表示になっているのは仕方がないとしても、1920×1200の解像度を持つモニタで、画面中心にWebページが表示されその左右に広大な余白が表示されているという画面を見るたびに不思議な気分になるのです。

ところで、このシイラですけど、フルスクリーン表示、というモードがついています。メニューバーやツールバー、デスクトップ、それら要素を全て排除し、Webページのみを画面いっぱいに表示するモード。
これが結構いい感じなのですよ。や、なんか前段に書いた事と矛盾するんだけど、全画面表示により、それだけに集中している感といいますかね、それがとてもいい。
たぶん、Webブラウザをツールとして利用する場合には、ウィンドウ間やアプリケーション間を行き来する事になるんでそのモードはよろしくないのだけど、ブラウジングのみぼーっとしている時にとてもよさげな印象を持ちました。
そうすると、あれかな。普段Webブラウザを全画面表示にして使っている人は、ぼーっとWebブラウジングに集中しているってことなのかなぁ…? とするなら、理解できるような気もしますが、はてさて。

見た目の大きな変化として、タブのサムネイル化ってのがありますが、内容がぱっと見て分かりやすい(というか、ページタイトルじゃなくてページの雰囲気でWebページの内容を記憶している場合に分かりやすい)ってのがとってもいいっすね。
その領域もドラッグで大きさ変更をかけられるので、邪魔なときは小さめに、じっくり探したいときは大きくってのも可能なわけで、この辺の直感的部分の拡大ってのはうれしい機能追加だと思いました。

ってことで、正式版の登場を楽しみに待ちたいっすね。
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