しばらくブログの更新が滞ってました。ここのところ工具の話が続きましたので、ここらでまた製作の途中経過を。エクストラテックのファイアフライです。
エクストラテックの1/72M4シャーマンシリーズはM10やアキリーズも含め、出るたびにみんな買いました。いつ完成させられるのかわからないんですけどね。プロフィパックも、全部ではありませんがいくつか。例によって気が向いたときにちょこちょこ作るので、何輌も製作途中で並んでいます。
いや~、なぜか好きなんですよね、このシリーズ。値段の割りにディテールが不満、シリーズ化したために若干パーツの混乱がある、などの批判もあるようで、私も製作途中にしばしば苦労するところがあるのですが、それでもなぜだか、憎めないんです。ドラゴンは安い割りにはディテールもオマケも満点。でも作っていてなぜか癪に障るところが必ず出てくる。どうもメーカーの模型に対する愛情があまり感じられない。その点エクストラテックは、メーカーの製品に対する愛情が、モデラーにも伝わるのかもしれません。
写真は、エクストラテックのファイアフライのサスペンションです。左が組み立て途中、右が組み上がった状態です。ご覧のようにサスペンションひと組が8部品から成っています。そこまで凝っているのに、上部支持輪のディテールは今ひとつ、そして上部キャタピラ支持スキッドも肉が抜けていません。その点、ドラゴンの新製品だと、サスペンションひと組が4部品、ディテールもあるし、スキッドも抜けている。だったらドラゴンを作ればいいじゃないかと言われそうですが、それでもやはり、エクストラテックの方が好きなんですよね。
エクストラテックM4シリーズのサスペンションの組み立て上の注意点としては、
・上部支持輪のアーム(パーツB33)は内側を若干削ってから、まっすぐ取り付けること、
・転輪のアーム(パーツB3)をおもての板(パーツB2)に取り付ける時、板側の位置決め用突起が長すぎるので、若干頭を削ってからアームを接着すること、
が挙げられます。私はエクストラテックの足回りは5輌くらい既に組み立てています。経験から申し上げますと、この写真の左側のような組み合わせで先に部品を接着しておいて、それから全体を組み上げると狂い無く出来上がるようです。
不思議なもので、エクストラテックでこうした難点をクリアすると達成感があるのですが、ドラゴンでこうした難点に遭遇するとなぜかイライラするんです。こりゃどだい公平ではありませんね(笑)。でも、新製品のくせに、サスペンションの左右が削らなくてはうまく合わないというドラゴンは、やはり問題だと思いますよ。
さて、今気づいたのですが、製作途中のミニスケールのファイアフライ、エクストラテック、MRモデルズ、ミリキャスト、HATと都合5輌が製作途中です。いつのまにか、ずいぶん欲張って並行制作したもんですね。また追ってご報告いたします。
エクストラテックの1/72M4シャーマンシリーズはM10やアキリーズも含め、出るたびにみんな買いました。いつ完成させられるのかわからないんですけどね。プロフィパックも、全部ではありませんがいくつか。例によって気が向いたときにちょこちょこ作るので、何輌も製作途中で並んでいます。
いや~、なぜか好きなんですよね、このシリーズ。値段の割りにディテールが不満、シリーズ化したために若干パーツの混乱がある、などの批判もあるようで、私も製作途中にしばしば苦労するところがあるのですが、それでもなぜだか、憎めないんです。ドラゴンは安い割りにはディテールもオマケも満点。でも作っていてなぜか癪に障るところが必ず出てくる。どうもメーカーの模型に対する愛情があまり感じられない。その点エクストラテックは、メーカーの製品に対する愛情が、モデラーにも伝わるのかもしれません。
写真は、エクストラテックのファイアフライのサスペンションです。左が組み立て途中、右が組み上がった状態です。ご覧のようにサスペンションひと組が8部品から成っています。そこまで凝っているのに、上部支持輪のディテールは今ひとつ、そして上部キャタピラ支持スキッドも肉が抜けていません。その点、ドラゴンの新製品だと、サスペンションひと組が4部品、ディテールもあるし、スキッドも抜けている。だったらドラゴンを作ればいいじゃないかと言われそうですが、それでもやはり、エクストラテックの方が好きなんですよね。
エクストラテックM4シリーズのサスペンションの組み立て上の注意点としては、
・上部支持輪のアーム(パーツB33)は内側を若干削ってから、まっすぐ取り付けること、
・転輪のアーム(パーツB3)をおもての板(パーツB2)に取り付ける時、板側の位置決め用突起が長すぎるので、若干頭を削ってからアームを接着すること、
が挙げられます。私はエクストラテックの足回りは5輌くらい既に組み立てています。経験から申し上げますと、この写真の左側のような組み合わせで先に部品を接着しておいて、それから全体を組み上げると狂い無く出来上がるようです。
不思議なもので、エクストラテックでこうした難点をクリアすると達成感があるのですが、ドラゴンでこうした難点に遭遇するとなぜかイライラするんです。こりゃどだい公平ではありませんね(笑)。でも、新製品のくせに、サスペンションの左右が削らなくてはうまく合わないというドラゴンは、やはり問題だと思いますよ。
さて、今気づいたのですが、製作途中のミニスケールのファイアフライ、エクストラテック、MRモデルズ、ミリキャスト、HATと都合5輌が製作途中です。いつのまにか、ずいぶん欲張って並行制作したもんですね。また追ってご報告いたします。
エクストラテックのシリーズの画像を楽しみにしています。
いつもありがとうございます。エクストラテック、このファイアフライを含めて5台が製作途中、箱のままのが4個くらい積んであります。いつになるかは分かりませんが必ず順次完成させたいと思いますので、気長にお待ち下さい。
お姫様たち、元気そうですね。
相変わらず お姫様たちカワユイです。
殺伐たる拙者の毎日ですが、大変癒されております。
この場をおかりしてもうしわけございませんが
お礼申し上げます。
ばんさまもお体ご自愛ください。
m4-meeさま
ご無沙汰いたしております。
あっちのほうにもおいでくださりありがとうございます。
げんさん、こじこじさん、そして拙者もうれしくおもいます。
ほんとそうですね。D社は安いわりに ココまでやる?のディティールは技術的には興味深いのですが、あまり模型への愛着を感じませんね。
完成したときも、なんかあまりエアやマッチつくったあとのような強い達成感や思い入れが長く続きません。
ですがエクストラテック おっしゃるとおりメーカーの思い入れ 職人のコダワリ的なできがパーツから伝わります。
完成すると手のひらにのっけて長いこといつくしんでしまったりします。
いやー、つみっぱなしが4個ならリッパなモデラーですよ!!
拙者、超はずかしいです;;;
若いときは潔癖で、一個完成しないうちは絶対ほかにはてをつけなかったのですが、最近は むっちさんいうところの 食い散らかし 状態です。
しかも最近はドラやトラから コレは!という新製品でるたびに買うので、いまやうずたかい在庫の山、山、山、そろそろ自分の作業スペースも圧迫しだして・・・・さらに悪いことにはおかげでいつもサイフはスッカラカン・・・・
ハゲしく反省しております・・・
っていったそばから
こんどのドラゴンのM4A1をもう2,3個どっかでゲットしてくる気マンマンだったりして・・・
ちぃ~とも完成品増えません・・・・
> つみっぱなしが4個ならリッパなモデラー
いえいえ、エクストラテックのシャーマンが4個、という意味です。他も合わせれば、いくつ積んであるものか… その都度興に乗ったものを気ままに作るのでなかなか完成せず、それなのに新製品が出るとついつい…
エクストラテックのシャーマン、各サスペンションを6個組み上げた後は、車体への取り付けとキャタピラ装着が待っています。これが何度やっても微妙で難しいんですよ。また次に報告します。
お姫さまをお褒めいただいて、ありがとうございます。
どんどんお姫さま画像もアップしていきたいと思います。
米英機甲部隊発進せよ!!
いやー、サスのロワハルへの取り付けって、どんなによくできたキットでも、スモスケでは緊張する作業ですね。
どんなに精度をあげて設計されても、プラスチックモデルは、パーツとして成型されるとかならず事後変形は避けられないので、回転軸径と穴のはめあい精度、パネル同士の合わせ目制度 奥行きなどの制度が、所期の値どおりの結果が得られず、組み立てると、スプロケットとアイドラが全面にでてきて、ロードウィールと一直線に並ばない、またはその逆、すべてのウィールの穴径や深さ、すべての車軸の直径や長さがコンマ1ミリ以下でちがっていても、仕上がりはガタガタになる・・・・穴径がゆるいときなどもっと悲惨ですよね、各ウィールがナナメについて、ビシっとフェースが車体に対し平行につかない・・・・
(フジミの古い年代に設計されたWAシリーズの戦車はすべて足回り工作にキンチョールです!!しかもパッツンパッツンのキャタに引っ張られて内側へネジまげられるので、出来の悪いWTMのオマケにあたってしまったときみたいな外側へそっくり返ったみたいな足回りになってしまいますから、足回り工作したら1日から3日などくらいの短期エージングですぐキャタはかないで、少なくとも1~2週間十分セメントを乾かしてから履かせるようにしてます)
これまた拙者が大好きなエアのシャーマンMk2(M4A4改良車体)が、開発年代も古いので致し方ないのですが、そのひとつですね。まあ、ドイツ戦車にくらべ、米軍の戦車は、M4系もM3系もあのサスユニットを車体にまずつけて、それに車輪がつくのですから車体に対する位置決め精度は2重に不確定要素が介在しやすいわけで・・・
それをおもえばトラペや、今回発売になったドラのM4の足回りにあんまり文句たれたらバチあたりますね・・・・
今日は本丸(親会社)からのお沙汰で地方から都会へご登城参勤でしたので、その帰り、仙○堂さんなみに内外の新製品がハヤいとある模型茶屋へたちよって
待たされたドラのM4A1ノルマンディーをゲットしてきました。
アパハル ロワハルはまったくの新規金型なうえに、DS素材の塗れる貼れるキャタが、T48 T49と大戦中の主要な形式で2種も入ってました。
ロワハルは1:35同様完成後はまずみることもない下面も精確に再現
アパハルはキャストのワンピース状態を、みごとな鋳造のスまではいったテクスチャまで再現してます。
エンジンルーバーの手榴弾防護の装甲カバーまで忘れず鋳造のスが入ったテクスチャ表現がまたいいです。
あとは、タレット、ハッチ類、こまかなOVM類など前回の76mmシャーマンキットのランナーそのままの文句のないディティール再現用パーツと、もうなにもいうことはありません。
タレットは、もう1:35なみの再現です。
ペリスコープの雨水防止フラップ、ガード類が別パーツ再現されるだけでなくペリスコープマウントに装着された状態でタレット天井から差し込む実物に忠実な装着方法まで再現、マシンガンバレルのレストや車長のダイレクトサイトもエッチングで置き換えられます。くわえて風向計もエッチングで再現可能です。
もちろんタレットの鋳造テクスチャもしっかりスのはいった再現がいいです!!
車体前端のデフギヤハウジングのカバーもワンピースの鋳造のプラネタリギヤ部のバルジとなだらかな曲線でつながっているタイプが新たに金型が起こされています。
アパハルの砲弾庫の増加装甲、砲塔の チークピースアーマーもしっかり別パーツであるので、いろんなシャーマンが再現できることでしょう。
車体前後のライトガードもエクストラテック同様エッチングが用意されるばかりか、ブキなひとのためプラの繊細なパーツもあるので、マッチやエアのシャーマンのディティールアップで使わなかったほうを流用できます。
エンジンデッキ左右端のエアインテイクマニフォルドカバーは、なんと同社の1:35キットみたいに開口の別パーツに、メッシュを取り付けられるコリコリ具合で、こんな気合はいったスモスケのシャーマンのキットは拙者生まれてはじめて出会いました。
最近トラさんや豹や○○バチ系の車体ばっか見慣れていたので、箱あけたとき、ちっちぇー とおもわず言ってしまいました、1:76くらいにかんじちゃいます。でも、リッパにナナニイのM4A1シャーマンです。
いずれカタチにしたいとおもいます。
せっかく1:72でサイコウのできのブラウニングM2HMGまでランナーにあるので、マシンガンマウントや、タレット後端のマシンガンストアラックまでエッチングパーツでなくてもいいから再現してほしかったです
トラペのようでもありエクストラテックのようでもあり・・・
ロードウィールはボックスのイラストは5本スポークの肉ヌキ鋳鉄ハブタイプですが、キットは、6スポークの肉ぬきなしのプレス鉄板ハブをリムに溶接したタイプ、
ドライブスプロケは実車では、手でもはさんだひにゃ、骨までミンチになりそうなキケンなエッジだらけのキレた感じがするのですが、パーツはちょっとディテールがモノ足りない・・・もっとシャープにメカニカルに抜いてほしかったですがまんまでも悪くはないです。ボルトヘッドをプラストラクトのコンマ5mmへクスの輪切りで追加するともっと◎かも
VVSSは、みえなくなっちゃうVVS(縦置き渦巻きばね)が別パーツ、鋳造カバーは砂型のナンバーや工廠のマークも再現してますが、サスアーム軸のベアリング受けの部分をもっとはっきりスジ彫りしたいですね。ロードウィールのゴムリム表面とリターンローラーはエッジが立ちすぎなんですこし面取りしたほうがいいかも、でもリターンローラーは、ひび割れ止めの穴まで再現してるのでゲイコマです。トラックスキッドは、ヌケてますがパーティングラインがはっきりでちゃっているのでキレイに削りつつ薄々攻撃もすると実感高まるカモ(まあ、それなりに薄いので気にしなければコレでも十分吉かと) それから、抜きの方向の都合でサスペンションハウジングのサスアームベアリング受けの締め付けボルト3本が成型できていないので、あとから追加すると実感倍増カモ!
ドラゴンのM4A1、私も今日買ってきました。rikujyoudou殿の詳細なレポートに沿って、思わずパーツをみんなチェックしてしまいました。うんうん、なるほどなるほど。
なんだかこれ、最初のM4A3(76)Wよりも、ちょっとよくなってませんか? あんまり変わらないかな? 新しいM4A1では、結構出来のよい12.7ミリ機銃が不要部品で余るのはよいのですが、取っ手の部品が入ってないんですね。プラ棒で自作しなけりゃいけない。キャタピラの余った方は、MRモデルズのファイアフライ改造キットに使えそうです。
ところで、砲塔後部の機銃ラック、対空機銃を外したときの置き場、これに実際に機銃を装着している実車写真を私はあまり見たことがないんですが、いかがですか?
エアフィクスやフジミやニットーやESCIのシャーマンしかしらなかった拙者には、もう いまって別の世の中の別の時代? 拙者の生きてきたのとは別の次元?と思うくらい・・・・
コレがプラモデルのキット?ちゅうくらい。
ほんと、金型コスト下げのために既存金型の繰り返し使用で、つかえる部品のランナーをそのまま同梱するのはいいのですが、せっかくのいい部品も別のランナーにその一部があるためにボーナスパーツとして仕えない・・・・・ほんとこのキットのブラウニングM2HMGは1:72でサイコーの機関部再現がなされているのに、おまけに ヌケているバレル交換ハンドルまで!!拙者オンヴィークルペディスタルマウントやHMGのハンドルグリップ アモクレードル 自作してでも生かしたいです。あ、そうそうアカデミーの353cckwキットのオマケにM2HMGのピボットやアモボクスが山ほど付属だったのでそいつとブレンドしてみます。
それから拙者もマシンガンストアラックにMGが置いてある戦場写真は1件しかみたことないです。
思うに、本国から船積みしてくるときや、輸送艦で作戦地域への移動途中の艦内積載中くらいでしか利用しなかったのではないでしょうか?
M2いや、M1917でもですがあんな強力な火器を車外にひっかけておくのは、敵歩兵に奪ってくれといわんばかりですし、弾薬なんて比較的簡単に鹵獲できてしまいますから、じぶんたちから奪われたモノがかんたんに自分たちにむけて使用される・・・・なんて考えただけでも・・・・ですしね。
さらに詳しい情報をありがとうございます。
船舶輸送の時は、機銃などは外して別に管理するでしょうし、機銃ラックに機銃を搭載するのは、整備を終わり装備品の搭載も終わり、安全な味方の制圧地域を前線に向かって移動、という場面くらいでしょうか。しかし必要時にすぐに機銃の準備ができるようにわざわざ機銃ラックを用意するというのは、外部搭載式の機銃を多用した米軍ならではでしょう。
米軍の12.7ミリ機銃は、弾種もいろいろ使えて威力も大きく、現在でも使われていることから分かるように、有効な兵器なんですね。
> アカデミーの353cckwキットのオマケにM2HMGのピボットやアモボクスが山ほど
ああ、そうなんですか。それはいいことを教えてもらいました。