季節の花「ヒマラヤ雪ノ下」

名言名句（451）

「空高くあがればあがるほど　人はお前を仰ぎ見る

なお高くあがればあがるほど　人はお前を見失う」『薩摩　忠』

この四行詩の凧を、単なる情景としてとらえることよりも、

人間の生き方に関わるものとして見た場合、この詩の深みの

ある味が親しく感じられます。我々の生活の指針にもなりま

す。凧を、人間としてみましょう。ひとつの生き方、考え方

を貫いている人の姿は気高いものです。人の視野の届く範囲

にある限りは、人は尊敬の念を抱きます。それ以上の尊敬を

得ようとして独走するようになると、人の信頼を失うことに

なります。短い四行詩ですが、人間が人間としてのあるべき

姿はどうなのかを考えさせられます。慶応でフランス文学を

専攻した詩人は数多くの洗練された詩を発表し続けています。


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12月から咲く花「ヒマラヤ雪ノ下」

開花時期は、12／15 ～ 翌 4／20頃。
・ヒマラヤ地方原産。
　明治初期に渡来。
・きれいなピンク色の花。
　長い間咲く。
・暑さ寒さに強いが
　湿気を嫌うらしい。
・林下や岩の間で生育する。

・名前は、
　ヒマラヤ、シベリア地方に多くて
　寒さに強く、
　冬でも常緑の葉を雪の下から
　のぞかせていることから。
　（または、「雪の下科」である
　　ところから）。

・葉は革質で固い。
　葉や茎にタンニンを多く
　含むので、
　ロシアではこのタンニンを
　製革用に使用している。

・何年たっても草姿が乱れないので
　園芸品種として人気がある。



（季節の花300より）