季節の花「房藤空木（ふさふじうつぎ）」

名言名句（310）

「天知る地知る我知る子知る」『後漢書・楊震伝』

誰も知らないだろうと思っても、天地の神々も自分もあなたも

知っている、悪事はきっと露見するものだ、というのです。

後漢（25－120）の楊震が太守になったとき、かねて知り合いの

王密が彼に賄賂を贈ろうとしました。楊震は断りましたが、王密

は、秘中の事だし、誰も知る者はいないといいましたが、そこで、

楊震は、ここに掲げた言葉を述べ「何ぞ知るなしと謂わんや」と

結んだのです。つまり、どうして知る者がいないといえようか、と

言ったのです。元々は、「天知る神知る我知る子知る」ですが、天

と神では観念上競合します。だから、神を「地」と言っているので

す。これを四知といいますが、「お前と俺の二人っきりの秘密だ」

と囁き合っても、天と地と自分と相手の四者は知っているのだから、

いつかは漏れてしまう、ということなのです。

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6月から咲いている花「房藤空木（ふさふじうつぎ）」

開花時期は、 6／20 ～ 10／15頃。
・中国原産。
・さまざまな色がある園芸品種。

・枝先に小さい花をいっぱいつける。
・花は「藤」を思わせ、
　葉っぱは対生して
　「空木」のようであることから
　房藤空木の名がついた。


・別名
　「ブッドレア」（学名から）

　「バタフライブッシュ」
　　　 Butterfly bush
　　　蝶が大好きな花木で
　　　あるところから。
　　　（花のいい香りで
　　　　集まるようだ）

（季節の花300より）