ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「プラチナデータ」、嵐の二宮和也主演のミステリーです。

2013-03-27 17:03:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

東野圭吾の推理小説の映画化は、かなりヒットしています。

今回は、SF的要素もあるミステリーです。

ⅮNA検査を主体とする身体データを基に作られた、全国民のプロファイル。これがあると、DNAデータで犯人が特定できる画期的なシステムだ。

それを開発したのが天才科学者神楽龍平(二宮和也が演じてます)、彼を犯人として追及する敏腕刑事浅間玲司に豊川悦司が扮し、硬軟両様のタッグだ。

で、みそは、DNAシステムが万全だとした神楽が、犯行に残された犯人のDNAだったことだ。

そして、神楽は、警察に追われ逃げまくる。ここらは、アメリカ映画などに見られる追っかけで、見せてはくれるのだが。

あとは、ミステリだからネタをかけばそれで終わり。

ただ、タイトルのプラチナデータ、これは、完璧なDNAプロファイルから、政治家など重要人物のデータが隠されているという、秘密のデータだ。

こんな抜け穴のあるデータシステムは、作らせてはいけない。これがこの映画の警鐘なのだろうが。

一方、映画自身は、俳優のキャラに負うところが多く、二重人格というむつかしい役どころに挑戦した二宮をどう見るかだろう。

それは、嵐ファンにとってはうれしい一作なのだろう。

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