ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「舟を編む」、三浦しおん原作の辞書つくりの話です

2013-04-22 17:53:52 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆
      地味な映画好き向け

全編、辞書つくりの話、15年もかけて作られる辞書(大渡海)。

たしかに、普通の会社じゃ投げ出してしまう。

定年間近の辞書編集者が、後釜を探し始める。

今、一緒にいる男が、いささかおちゃらけていて、芯になる男がほしいのだ。

たまたま、営業に、オタクっぽい青年がいた。

この男こそ辞書作りに適任だった。

早速、辞書作りが始まる。

辞書作りって、地味すぎて映画になるのかなと思ったがこれがまことにうまく料理されていて、実に楽しい映画だ。

やはり、言葉というのは、人間だけが持つ見事な情報手段。なおかつ、この言葉は時代とともに変化していく。

古さと新しさその調和にこそ、辞書作りの面白さがある。

幹部から、辞書部がつぶされかかったり、様々な葛藤がある。

その一方で、新しく辞書部に配属されたオタク男性に、恋物語が。

一方、おちゃらけ男は、ちゃっかり者の恋人がいて、ドラマは面白い。

オタク男に松田龍平、おちゃらけ男にオダギリジョーと絶妙の配役に、演出の妙もあって、見事なアンサンブルだ。特に、松田龍平は、最初は人の顔も見れないオタクだが、後半ではきっちり辞書部を仕切る役に成長。その過程を見事に演じています。

恋人役の宮崎あおい、料理人を目指すしっかりした女性を演じ、引き締めています。

ほかのわき役も、生かされていて、演技陣は確か。

音の使い方など細部のこだわりが、映画を上質にしている。


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1 コメント

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2013-04-22 20:57:06
良かったです、辞書作りて格闘技ですね。
やはり日本映画の真面目さ主人公(馬締光也)素晴らしい。

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