ひろの映画見たまま

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「ザ・タワー 超高層ビル大火災」、韓国版タワーリングインフェルノ!

2014-02-28 16:55:20 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

  災害映画好き ☆☆☆☆

“ソウルのマンハッタン”と形容される経済の中心地、汝矣島(ヨイド)にそびえ立つ超高層ビル「タワースカイ」は、地上108階、448mだ。.

クリスマスの夕べ、タワースカイの最上階では大パーティーが開かれようとしていた。

その間に、この映画に登場する主人公たちの韓国流タッチでの紹介映像が。

そして、クリスマスに雪を降らせようとヘリコプターを動員。ところがその中の1機が、気流にあおられて、ビルに激突、9・11そのままに大火災が発生。

直ちに消防に出動がかかる。やはり消防隊員がこの映画の立役者だ。

非番でクリスマスを家族と楽しむ予定だった隊長は、自己犠牲の精神で、参加。

まず火元を絶つべく、消防車の届かない範囲なので、自力で階段を上り、まず、ガラス窓を破って火の気を逃し、続いて、ヘリコプターを爆発する。ハラハラドキドキの連続だ。決死の消防隊員なればこその活躍だ。

そこから始まる連続の危機。

ゴンドラで宙ズリの恐怖や、火だるまで高層階から落下したり、崩れた壁で圧死など無残な光景も。

タワースカイのA棟とB棟の間に架けられた渡り廊下突破作戦、85階の貯水タンクの爆破作戦、ビルの外にあるゴンドラへの脱出作戦、炎の中をエレベーターに乗って実行した一か八かの落下作戦など、火に加えて水攻めも加わった決死の作戦。緊迫の連続に圧倒される。

人物描写もしっかりしていて、勇猛果敢な隊長、補佐する副隊長ら。男手ひとつで育てる娘を持つ施設管理のチーフと、彼がひそかに愛するフードマネージャーのコンビ。それぞれがドラマを抱えて危機を乗り切る姿は感動を呼ぶ。

特殊技術の発達で、ここまで火災のすごさを体感できるのはうれしい。

一部の悲劇はあるが、快いラストで救われる。



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