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「49日のレシピ」、母の死後、遺された父と娘の再生物語

2014-05-11 16:47:37 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

原作は伊吹有喜の人気小説。NHKでドラマ化されている。今回はタナダユキ監督。

70歳で妻を亡くし悄然としている男の下へ、ちゃきちゃきの女の子がやってくる。妻が生前勤めていた施設でそこに入所していた女の子に自分の49日の法要を盛り上げてくれるように頼んだのだ。

一方、不妊と夫の浮気に悩み離婚を決意し帰宅した娘。父が若い女と風呂に入っているのにびっくり。

そんな親子が、ちゃきちゃき娘と、ブラジル三世の男に助けられ、49日の法要までの間に再生していく物語。

タイトルの「49日のレシピ」は、なくなる前に妻が画帳に料理のレシピとか、宴会を盛大にとか、メッセージをメモっていたことによる。

タナダ監督は、日常生活の機微を丁寧に描き、過去の出来事を織り交ぜながら、人生のいろいろを描いている。

狂言回し役のちゃきちゃきっこを、二階堂ふみが演じ、あっけらかんとした現代娘をちゃっかり演じている。これにブラジル三世を岡田将生が演じ、暗くなりがちな物語を明るくしている。

子供を産めないというセリフが何度も出てきて、世の中子供ができなくて困っている女性には励みになりそうだ。

中で、父親の姉を淡路恵子が演じ、伝統的な家族観を憎たらしく演じている。最後はフラダンスで締めくくるが、唐突感はぬぐえない。

父親を石橋蓮司、娘を永作博美が演じ、手堅い感じだ。

129分はちょっと長いと思うが、丁寧な作りだ。

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