ひろの映画見たまま

映画にワクワク

サッド・ヴァケーション

2007-09-24 18:39:38 | 映画
青山真冶の映画は、、難しいのだが、今回は話はわかりやすい。

ただ、前半速いテンポで、別々の事件や登場人物が現れるので、とまどう。

間宮運送に話が特化されてからは、幾分わかるようになる。

でも、登場人物が多く、それぞれが一物を抱えているので大変だ。

結局、話が複雑に絡み合っているから難しいのか。

しかし、結論はよく見えてくる。

主人公健二の独り舞台だが、

その大仰さに比べ、彼の母親は、登場回数こそ少ないものの

その存在は大きい。

小さい頃に母親に捨てられ、父も自殺したという不遇な境遇から、

ひょんなことで母親と再会し、復讐を企てる。

だが、結局母親の手玉に取られるという話だ。

北九州を舞台に、北九州弁で暴力がらみのすさまじい物語だが、

映画のテンポは、むしろ、日常の人の触れ合いに重点が置かれる。

大作と言ってよいだろう。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グアンタナモ 僕たちが見た真実 | トップ | 女帝・エンペラー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事