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「愚行録」、サラリーマン、学生たちのヒエラルキー!

2017-02-27 18:34:02 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

イヤミス映画好き ☆☆☆☆

注)イヤミスとは、後味悪く、観た後イヤな気分になるミステリー。

原作は、貫井敏郎の小説。

羨望や嫉妬、駆け引きなど、誰もが日常的に積み重ねている「愚行」が複雑に絡み合っていく様を描いたミステリー。

新鋭監督石川慶の長編第一作。北野オフィス作品。撮影はポーランド人(監督の友人)。

一家惨殺事件。

一年前の事件を週刊誌記者が追う。

冒頭、バスの中、一人の青年田中に席を譲るように言う中年男性、青年は立ち上がるが、足が悪いのですぐ倒れる。

だが、バスが行ってしまうと普通に歩きだす。

田中は、事件の関係者に、殺害された一家の夫婦の人間像について聞き歩く。

大学時代、就職、社会人、そこにあるのは上下の階級。

人の欲望渦巻く、だましあいの愚行。

田中には、妹がいる。妹は「育児放棄事件」で逮捕されている。面会に行く田中。

実は、妹は、惨殺事件の当事者と同じ大学に通い、接触があった。

惨殺事件と幼児虐待事件、二つのほかに、もう一件の殺人も。

これらは、愚行のなせる行為なのか。

妻夫木が田中を演じ、狂言回し的な主役だ。

妹を満島が演じ、彼女はキーマンだ。

ずっと、世間、人間のいやらしさ、それは自分にもある、そのいやらしさがあぶりだされるのでまさにイヤミスだ。

さらに、大学生によるまわし姦淫、近親相姦(父と子、兄と妹)が絡んで複雑。

 




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