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「夕陽のあと」、生みの母か育ての母か?

2020-07-17 17:39:54 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

豊かな自然に囲まれた鹿児島県長島町のご当地映画。

お祭りをはじめ、長島町の美しさが強調されています。

その割には、本格的な映画。

現代版、生みの母か育てに母か。

生みの母が、子供を手放す下りは、現代の都会での貧困について考えさせられます。

一方、養子縁組という制度で、一旦養子になれば、生みの母は会うことすらできない現代の制度。

それにしても、育ての母の山田真歩と、生みの母の貫地谷しほりが好演で、魅せてくれる。

まあ、母物は、昔からお涙頂戴で盛り上がるが、本作も同様。

ラストは、両方に花を持たせた終わり方。

実際はもっと泥どろしたものだと思うが。


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