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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」、トム・ハンクスとメリル・ストリーブ共演で描く世紀のスクープ!

2018-04-02 16:15:02 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

実話映画化好き ☆☆☆☆★

1971年、世紀の機密文書がスクープされ、政府の欺瞞が暴かれ、ベトナム戦争終結へr向かう。

そのスクープを発表したニューヨークタイムスではなく、後追いのワシントンポスト紙のスクープを描いている。

ニューヨークタイムスが記事差し止めの訴えを受けているさなか、同じスクープをあえて行ったワシントンポストに焦点を当てている。

それは、ワシントンポスト紙の発行人・社主が女性であること、前社主の夫が自殺し、そのあとを受けた駆け出し社主の決断が大きなテーマだ。

凛として、真実を追求する女性の姿が、共感を呼ぶ。

物語自体は、たいして面白くない政治・新聞ネタ。

それを、ドラマとして構成した、脚本家並びに監督のスティルバークの力はすごい。

トランプ大統領の就任という、異常なアメリカの恥部をえぐるようで、なかなか、勇気のある映画化だ。

トム・ハンクスとメリル・ストリーブの安定した演技は、見ていて飽きさせない。

おまけに、当時の新聞の製作工程が描かれ、懐かしさを覚える。

 

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