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「否定と肯定」、アウシュビッツ事件の否定と肯定、裁判映画です!

2017-12-16 17:18:47 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

実話映画、裁判映画好き ☆☆☆☆

イギリス・アメリカ合作映画

アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件として知られる実在の裁判を描いた映画。

冒頭、リップシュタットの講義に、アーヴィングが執拗に質問する場面が描かれる。

リップシュタットの著書で、名誉が傷つけられたと訴えた裁判物語。

論点は、アウシュビッツ事件があったかどうかだ。

我々からすると自明のことのようだが、否定する人たちがいる。

裁判が、イギリスで行われたのがみそで、被告側が検証する必要がある。すなわち、アウシュビッツ事件があったと証明しなければならない。

もう一つ、イギリスの裁判の特徴は、法廷弁護人と事務弁護人の二人体制であること。

著者と弁護士とで、アウシュビッツ収容所の廃墟を検証する作業があるが、被害者の遺品など目をそむけたくなる現状だ。

で、裁判だが、著者は、アウシュビッツ被害者とともに、証言に立とうとするが、弁護士の停められる。

それは、水掛け論になって、かえって論点がぼやけるからだ。

そこで、とった作戦は、アーヴィングの論点の矛盾を突くことだ。

裁判官は、言論の自由を説くが結論は?

リップシュタットを主点に置いた作りになっていて、裁判の行方がどうなるか、自分で証言したいのに、させてもらえないジレンマが描かれる。

裁判映画が嫌いでなければ、時宜をついた映像にぐいぐいと惹かれる。

リップシュタットをレイチェル・ワイズが好演している。

 


 

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