ひろの映画見たまま

映画にワクワク

スペイン映画「私が、生きる肌」、禁断の整形手術!

2012-06-16 18:57:18 | 映画
おススメ度 ☆☆
    映画に刺激を求める方 ☆☆☆☆

整形手術の世界的権威、大やけどを負っても、皮膚移植によって、きれいに整形できる。そんな腕を持った整形外科医の秘密の一室には、体全体に皮膚を移植するため、全裸に近い状態で過ごす、美人がいた。ある意味囚われの身である。その部屋は、実に芸術的で、ヨガのポーズなど肉体的にも美しい世界だ。

そんな艶美な世界。だが、実はそこには秘密が隠されていた。(ネタバレ)

スペインの奇才ペドロ・アルモドバル監督が描いた、ミステリアスなエロスの世界。でも決していやらしくない美なのだ。


















徐々に明かされていく事件の真相。そこには、交通事故で醜いカラダになった妻の死、そしてそのことから精神的に不安定になり、さらに、結婚式の日に強姦されるという悲劇の娘。復讐が始まる。

そこから倒錯の世界が、性器の改造から、美の追求へと。だが、次に来るのは、囚われた女性の解放だった。

話の展開を追いきれないと、事件の真相がわからぬままに終わってしまう。ぬるい展開の前半で放り出したら、もう退屈な映画だ。

コメント
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